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2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』あらすじ&感想(第33回「比叡山に棲む魔物」)

■あらすじ

四方を敵に囲まれ窮地に立たされる信長(染谷将太)。光秀(長谷川博己)は朝倉に和議を申し込むべく、比叡山に陣を構える義景(ユースケ・サンタマリア)のもとへ潜入する。義景が頼る延暦寺の天台座主・覚恕(春風亭小朝)と面会するが、覚恕は自分から領地や金を奪った信長を許さないという。そんな折、尾張で信長の弟・信興が一向宗に討たれ、事態は切迫。信長は京を捨て尾張に戻ろうとするが、光秀は今までの苦労が水の泡になると再び説得する。すると信長は将軍(滝藤賢一)ではなく、帝(坂東玉三郎)を通じて周囲と和議を結ぶことを思いつく。

■大河紀行 滋賀県大津市

滋賀県大津市。比叡山全域を境内とする延暦寺は、最澄によって開かれた天台宗の総本山です。

根本中堂(こんぽんちゅうどう)では、現在、大改修工事が行われていて、静寂な堂内には最澄がともして以来1200年間、燃え続けている「不滅の法灯」が今も光り輝いています。

三井寺(みいでら)の名で親しまれている園城寺(おんじょうじ)。光浄院(こうじょういん)は織田信長や足利義昭も立ち寄った格式の高い子院です。

信長は園城寺の境内に陣を置き、焼き討ちの指揮をとりました。織田軍は無動寺坂を駆け上がり、根本中堂や大講堂がある一帯を焼き払ったと伝わります。瑠璃堂は焼失を免れ、現存する唯一の建物です。

悲劇に見舞われた延暦寺は、今も多くの人々の信仰を集めています。


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