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辞めて正解だったこと3選

 皆さんは現在の生活満足度や幸福度に点数をつけるとしたら100点満点中何点でしょうか?私は85点です。仕事ができていないこと以外には文句がなく、そこそこ充実した生活ができているからです。

 しかし、2~3年前の私に同じ質問をしたら32点と答えたと思います。ギリギリ赤点を回避できる点数ですね。なぜこんな満足度が向上した原因はなにか?それは辞める決断でした。これをすることで大切にしたいことなどが明確になってスッキリした気持ちになります。そこで、今回は辞めたこと3選をご紹介したいと思います。

長距離移動の通学

 私は大学1.2年生で片道3時間半の通学をしていました。小旅行です(笑)。下宿する費用をケチって通っていたのですが、往復で7時間という無駄な時間を通学に費やしていたのです。もちろん、電車の中を活用しようと勉強したり、本を読もうと努力しました。

 しかし、あなたが電車で有意義な時間にしようと電車に乗る姿を想像してください。駅に着くたびに乗り降りする人、会話や子供の声、電車が揺れる音、いまどのあたりにいるのかを気にして気が散り、座っていても立っていても「疲れたな」と感じるでしょう。電車の中は集中できる空間ではないので、ほぼほぼスマホや寝ることに時間を割いてしまいます。家でやったほうが効率がいいです。

 長時間拘束されて得られるメリットが「下宿するよりお金があまりかからない」です。本当に無駄だったなと思います。

物に執着する

 一時期、私は好きでもないのをたくさん買っていました。変にブランドを意識して7000円のTシャツを買っていたのです。他にも大して使わなかったゲームのカセット、本などが部屋に溢れかえっていました。

 買ったときはものすごい幸福感に浸れるのですが、少し時間がたつと元に戻ります。お金は減ってくのに満足感は残らないのです。物がたくさんあっても掃除の邪魔だったり、整理がしにくい、汚い部屋で生活するので自分の心もスッキリしない…。僕は趣味でもない限り、物をたくさん買うのはお勧めしません。

 なので、1年前から断捨離メルカリを始めました!服や教科者、本、キーホルダーをすべて出品し、そのお金でご飯に行きました。スッキリした空間だと心が落ち着くし、「あれがない!これもない!」も過去の話になりました。そして、物を買わないようになるのでホコリではなく、お金がたまるようになったのです。

世間体を気にした飲み会

 「今日の夜、○○の奴らと東京で飲まない?」とありがたいことに誘っていただくことがあります。何年か前の私は「誘ってもらったから行くか」と行くことが多かったです。しかし、飲みって高いですし、帰るのがどうしても遅くなることが多いです。楽しければいいのですが、人の顔色を気にするだけの飲み会は行かないほうがいいでしょう。行って後悔することはあれど、行かなくて後悔することは全くと言っていいほどないです。

 ただ、「まだこの人と飲んだことがない」場合は一度参加するのもいいと考えます。何かを得られるかもしれませんし、気が合う親友になるかもしれません。


 以上です。自分が何年間いろんなことに首を突っ込んできましたが、その中で「自分が思った以上にいろんなことを抱えることができない」ことに気づきました。多くのことを抱えようとするとポロポロと落ちたり、落ちないように必死になって疲れたりします。本当に大事なものをもって、それ以外は降ろして歩いてもいいのではないでしょうか。きっと心も軽くなるはずです。

 

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