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総局、宗会の申し入れを退ける


8月28日に宗会議員各会派の会長・幹事長会で、「新しい領解文」による宗門での混乱の広がりを受け、宗会から総局に唱和推進策の取り下げを申し入れるというニュースが中外日報で報じられました。

中外日報9/1号

各会派の会長と幹事長はこちらです。

八五倶楽部(15名)
-会長(霍野廣紹・北豊)、幹事長(藤山憲ニ・四洲)
※副総務3名、石上智康前総長所属
顕心会(15名)
-会長(桑羽隆慈・山口)、幹事長(竹中了哲・富山)
※唱和推進に慎重性を求める請願書に多数署名
誓真会(8名)
-会長(武田空尊・福井)、幹事長(日谷照應・石川)
※園城義孝議長所属
無所属
-総長(池田行信・東京)、総務(公文名眞・高岡)
-他7名
※領解文騒動の影響で無所属の議員3名、元大心会6名
門徒議員(30名)
-会長(西村敏夫・四洲)、幹事長(田仲隆行・奈良)

その後、9月12日、園城議長・三輪宗会事務局長より、池田総長・葛谷統合企画室室長へ申し入れが行われました。それに対して池田総長は以下の理由をあげた上で唱和推進を続行する方向を示しました。

・唱和推進はご消息の中で門主が語っている
・宗会で可決した
・ご消息は勧学寮が同意している
・手続きに瑕疵はない

これまでにも幾度となく宗会議員の指摘を反映せずに進めてきた総局ですが、各会派の代表が取り決めた申し入れまで退けるということは、誰の声も届かない体制になっているのでしょうか。

中外日報9/20号


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