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令和の現代だからこそハマる、マニュアルフォーカスレンズ。Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 SC Ⅱ

みなさん、今日もオートフォーカス使っていますか?

こんにちは。おはようございます。こんばんは。
見ていただきありがとうございます。

僕はビートボクサー、フォトグラファー、映像ディレクター、YouTuberとして細々と活動しているRyoTracks(リョートラックス)と申します。


最近のカメラやレンズはどれも優秀なものばかりです。

僕は主にSonyのカメラを使っているんですが、「オートフォーカスが遅い」なんて感じたことがありません。

僕はカメラを初めて買ったのが2年前なので、もうその頃には良いカメラばっかりだったんでしょうかね。「オートフォーカスが遅い」ってどういう感覚?って感じです。


この2年で揃えたレンズは計10本。多分なかなか多い方だと思います。

どのレンズも個性はあれど描写性能に優れていて、オートフォーカスの速さも申し分ないです。

ただ、一番最近買った一本はマニュアルフォーカスしか使えないレンズを選びました。


Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 SC Ⅱ



Voigtlanderとは?

Voigtlanderと書いて「フォクトレンダー」と読みます。いや、まず普通読まれへんやろ。


僕は悩みまくった末に35mmの焦点距離のものを選んだんですが、40mmもめっちゃ迷った。なぜかこっちの方が値段安いんよね。


Voigtlanderは、日本の光学機器メーカーである「コシナ」が製造販売するカメラ/レンズのブランドだそうです。

今ではコシナが会社を吸収して経営されてるそうですが、元々Voigtlanderはカメラが発明される以前である1756年創業のオーストリアの光学メーカーらしい。めちゃ老舗。


NOKTON Classic 35mm F1.4 Ⅱ
クラシックレンズの味わいを最新の光学技術で磨き上げ、現代に蘇らせた大口径&コンパクトな広角レンズ。あえて球面収差を残すことで、絞り開放ではなだらかで美しいボケ味、絞り込めば鋭い切れ込みを見せる描写力が写真表現の幅を広げます。

コシナ公式サイトより引用


今日は最近ハマっているこのレンズについて紹介していきます。


主なレンズスペック

名称: Voigtlander NOKTON Classic 35mm F1.4 SC Ⅱ
絞り値: 1.4~16
レンズ構成: 6群8枚
絞り羽枚数: 10枚
最短撮影距離: 0.7m
最大撮影倍率: 0.15倍
フィルター径: 43mm
重さ: 189g

オートフォーカスが使えないとはいえ、開放F1.4から使えて重さ200g切ってるのはヤバいですよね。

最短撮影距離が70cmとあまり寄って撮れないレンズですが、この問題は後述します僕の使ってるマウントアダプターが解決してくれますのでご安心を。


マニュアルフォーカスが楽しすぎる

すぐれたオートフォーカスも便利で大好きです。

カメラを構えて構図を決めて、シャッターを押せばだいたい綺麗に撮れる。F値やシャッタースピード、被写界深度等のカメラの知識を少し理解すれば誰でも簡単に雰囲気のある写真が撮れる。

そんな便利な時代に生まれてきてよかったと心の底から思える人間なんですよ僕は。


ただマニュアルフォーカスも練習したいという気持ちが最近芽生えた。なんとなくキャンプ好きの人の気持ちと通ずるものがあると感じてます。

マニュアルフォーカスにしかできない写真表現もある。マニュアルフォーカスで撮る写真も楽しみたい!

じゃあカメラ側の設定をマニュアルフォーカスすればええやん?

それじゃダメなんです。
僕は利便性大好き人間。すぐにオートフォーカスに変えてウキウキパシャパシャと気軽に撮ってしまう。


ということでこのマニュアルフォーカスしか使えないNOKTON Classicを買ってみたんですが、これがまぁ楽しい楽しい。オートフォーカス?なにそれ美味しいの?

撮影体験が楽しいレンズってのは、永く使っていけるレンズだと思うんですよね。








超コンパクトなのに大口径

このレンズ、めちゃ小さいんです。
なんと重量わずか189グラム!(僕はこれにマウントアダプターやフィルターをつけて使っています)

僕が一番最初に買ったレンズも、同じ焦点距離35mmでした。

これはもうオートフォーカスもバッシバシに速くて写りも完璧な最強GMレンズなんですが、同じ35mm F1.4というスペックで考えると、こちらのGMレンズは重さ524グラム

別にこのレンズが特段重いわけではないんですが、そう考えるとNOKTON Classicの189グラムってのはめちゃくちゃヤバいんですよね。


僕が写真機としてメインで使っているα7Ⅳとの相性もばっちり。ピントリング回す行為が楽しいんです。ちなみに絞りリングもちゃんとついてるよ。



選べる二種類のレンズコーティング

このNOKTON Classicはシングルコーティング(SC)マルチコーティング(MC)という二つのラインナップが用意されています。


マルチコーティング(MC)では限りなくニュートラルな色再現を目指し、シングルコーティング(SC)ではクラシカルな色調を再現。お好みのレンズコーティングを選べるラインナップです。

コシナ公式サイトより引用


マルチコーティングの方がレンズの設計的に現代寄りな写りっぽいですね。僕はせっかくNOKTON Classicを買うならシングルコーティング推しです。

NOKTON Classicはフレアやゴーストが出やすいレンズなんですが、マルチコーティングの方がそういった影響を受けづらい設計という噂も。

普段はあんまりゴーストの出ちゃう写りは僕は好まないんですが、このレンズを使うならむしろそういうエッセンスも活かした写真が撮りたいなぁ。


レンズと一緒に使っているアクセサリー

こちらのレンズは本来ライカMマウント用のレンズなんですが、僕が使っているカメラはSony製のもの。ということで、マウントアダプターをかまして使っています。


マウントアダプターっていうのはその名の通り、マウント間のアダプターです。今回の場合だと、普通はSonyのカメラには付けられないMマウントのレンズを付けれれちゃう仕様に変えるもの。

しかもこのSHOTENのマウントアダプターはヘリコイド付きなので、本来の最短撮影距離である0.7mよりもさらに近接撮影が可能になります。オススメ。


そしてもう一つ。
このNOKTON Classic 35mm F1.4 SC Ⅱにつけているレンズフィルターは、tokyographerのCDF-Sというもの。



このフィルターをレンズにつけることで、光をふわっと拡散させるような効果が得られて印象的な写真が撮れます。




毎回つけてるわけじゃないんですが、ノスタルジックに写したい気分のときは好んで使っています。保護フィルター替わりにもなるのでこれもオススメ。


クラシックを楽しむ

何回も言いますが、僕はオートフォーカス性能の良いレンズも大好きです。オートフォーカスに限らず、性能が良いに越したことはないんですよね。

仕事で使うならなおさら、カメラや機材はスペックが優れているものを使う方が絶対にいいです。


ただたまには撮影体験を楽しむことを目的に、マニュアルフォーカスで写真を撮るのも良いんじゃないでしょうか。コンパクトなので軽くて持ち運びやすいし、見た目も可愛い。そして写りがめちゃ良い。


是非みなさんも令和のこの現代で、クラシックを味わってみてはいかがでしょうか。


YouTubeに、Sony ZV-E1とNOKTON Classic 35mmの組み合わせで写真を撮ることにフォーカスを当てた動画をアップしました。

こちらも是非観ていただけたらめちゃ嬉しい!


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