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キャラデリバリーという、コロナへの新たな挑戦。

はじめまして、オースタンス代表の菊川です。新型コロナウイルスで、自宅にいる時間も増えたので、noteで整理しつつ、発信しようと思います。
noteは初めてですが、直近のコロナに対応したプロジェクトである、「キャラデリバリー」について書いてみました。

オースタンスは、エンターテイメントの力で社会課題を解決する会社です。シニア領域の事業に対する想い、創業ストーリー、リクルート時代の話や、大学生に向けた就職活動に関する話など、書きたいことは色々あるので、次回以降書こうと思います。

キャラデリバリーって何?

その名の通り、「キャラクターが、デリバリーをする。」というプロジェクト。
「美味しいごはんと一緒に、"楽しい"を届けたい。」という想いのもと、Afro&Co.アフロマンスさん、アウトオブシアターの広屋さんの、3社共同で実施しました。
5/4,5 ゴールデンウィークの「こどもの日」に、SNSで有名なキャラクター(ましゅブルベアちっちゃいおっさんシウー)や、恐竜や忍者が、お寿司(SUSHI+)や、お弁当(世田谷百貨店浅草忍者屋敷〜Ninja Castle〜)を届けてくれます。
今回は、東京都内の一部エリア限定でした。

なぜ実施したのか?

アーティスト、飲食店、お客様、それぞれに対して、僕らなりの考えや想いがあったからです。

1. アーティストの力になりたい
オースタンスは「アーティストの雇用をつくりたい。」という想いで、5年前に創業しました。現在、シンガー・作曲家・ダンサーを中心に、アーティストの方々と一緒に、年間500件以上の制作活動を行っています。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、アーティストの方々が、ライブパフォーマンスやレッスンが出来なくなり、収入が減っている中、少しでも力になりたいと考えていました。

2. 飲食店の力になりたい
僕らの周りには、飲食関連の会社を経営している仲間がたくさんいます。
友人の会社である丸山製麺も、飲食店への卸売業者のため、大きな打撃を受けており、新型コロナウイルスによる問題が、他人事には思えませんでした。また、以前から「飲食領域」はエンターテイメントの可能性があると感じていたのも、理由の一つです。

3. 自宅で過ごす家族の方々に、笑顔を届けたい
全国民が、外出を自粛し自宅で過ごす、初めてのゴールデンウィーク。
こどもの日に、家族や子供たちが、少しでも、笑ったり、驚くような、エンターテイメントを届けたい、と感じていました。

書いてみると、うまく言葉で表現するのが難しいのですが、利益度外視で、今の状況に対して「何かしなきゃ」という想いが強かったように思います。アフロマンスさんから、パフォーマーがUber Eatsを行っているという、海外事例を紹介してもらった瞬間に意気投合し、プロジェクトが始まったのも、こういった想いからでした。

もう一つの、僕らの想い

もう一つ、プロジェクトを通して、考えるようになったことがあります。
それは、混沌とした状況の中で、世の中に対して「指針」や「ガイドライン」を作るきっかけになるプロジェクトにしたい、ということでした。

これまで、オースタンスとしては、新型コロナウイルスの問題が発生してから、一貫してオンラインの取り組みに注力してきました。
趣味人倶楽部という50,60代向けコミュニティサイトへの、オンラインイベント機能の追加や、シニア向けオンラインサービスの集約サービスなど)

ただ、エンターテイメント領域でサービスを提供している身として、「人を笑顔にすることができる、オフラインの体験(五感で感じられる体験)を届けたい。」という想いがありました。

そんな中、デリバリーに着目した時、「人と人が介在する仕事の中で、安心安全を徹底することが出来れば、それができるのではないか?」と考えました。その結果、今回のプロジェクトが生まれました。

今回の取り組みを見た人が、デリバリー領域で、「届ける人」や「届け方」にアイディアを加え、新しい取り組みをしてもらえたら嬉しいですし、デリバリーに限らず、"人と人が介在するところ"で、ルールを守り、安心安全を徹底して、人を笑顔にする取り組みが広がれば良いなと思っています。

実際にやってみてどうだったか?

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多くの方々に喜んで頂くことができ、僕らがパワーや笑顔をもらえました。SNSでも有り難い言葉をたくさん頂くことができました。

特に、お客様一人ひとりに向けた、キャラクターからのお手紙、キャラ寿司(今回、茶々さんに作って頂きました。本当にすごい…!)は、喜んで頂けていたように思います。
また、感染予防と、開けた時のサプライズを演出するための、オリジナルの置き配BOXも、オペレーションは大変でしたが、新しい体験だったんじゃないかと思います。

結果、テレビ取材も2件入り、様々なWEBメディアに取り上げて頂くなど、想像以上に話題になり有り難く思います。

ちなみに、現場のメンバーには、感染予防の徹底や、1人ひとりのお客様への演出や対応など、本当に丁寧に対応してもらい、感謝し切れません。
この場を借りて、感謝の気持ちをお伝えします。ありがとうございます!

これからやりたいことは?

今回、多くの方々から「エリア拡大をして欲しい。」という要望を頂きました。また、今回企画に参加できなかった、企業キャラクターの方々からも、是非ご一緒したいという旨のご連絡を頂きました。

デリバリーという領域に限らず、人と人が介在するところで、新しいエンターテイメントを創っていきたいです。
企業のお問い合わせだけでなく、アーティスト、飲食店の方々のお問い合わせもお待ちしております!

最後に

僕らは「私の好きが、世界を、動かす。」というビジョンで、アーティストやキャラクターのプロデュース、映像・イベント企画運営を行っています。
また、50,60代を中心としたコミュニティサービス「趣味人倶楽部」、体験サービス「おとな公演」など、シニア領域の事業に注力しています。
ご興味ある方は、是非ご連絡ください!


サポート頂いた内容は、オースタンスのプロジェクトに使われます!