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「手放す」ことで開けた人生の捉え方

はじめまして!ポジウィルで認定トレーナーをしておりますryotoです。
大学生から18年間塾講師として教育業界一本で働いていましたが、心機一転リスキリングを図り、現在はスラッシュワーカーとして異業種・異職種で新しい働き方を実現することができました。ここでは私の簡単な自己紹介と、ポジウィル参画への想いをお伝えします。


これまでの経歴

大学在学中より、学生アルバイト期間も含め18年間教育サービス事業に従事。WEB集客の知見を広げたいと考え、建築会社へ転職。広報・マーケティング責任者として、WEBマーケティングの施策立案と実行、企業のリブランディングと組織開発を行いました。現在はフリーランスとして起業コンサルタント、塾講師、組織開発補助、集客研修講師等、多業種のサポート業務を請けつつ、ポジウィルトレーナーとして働いています。

天職と思える仕事から離脱

人生の半分を捧げた塾での仕事は、プレーヤーもマネジメントもやりがいがあり、生徒のためなら自然とエネルギーが湧いてくる、まさに天職でした。しかし、結婚や子どもの誕生といったライフステージの変化に伴い、ライフスタイルも変えなくてはなりませんでした。同時に、仕事としても講師業自体は楽しかったのですが、企業がスケールする中で組織課題も変わり、自身に集客力や組織マネジメントのスキルが不足していることを実感し始めます。体調を崩しやすくなり、うまく眠れなかったり無気力になることが増えていました。

人生100年時代やVUCA時代などが叫ばれる中、先行き不透明なこれからの時代を切り開くためには、このままの働き方ではいけない。しかし、これまで学生時代から一つの業種業界でしか働いたことがなく、かつ一般的な企業で身につくような企業人スキルも不足しているように感じており、転職には全く自信が持てないまま、天職と思える仕事からの転職を決意しました。

やりたい仕事と、ありたい姿は似て非なるもの

いざ転職といっても、教育業界での転職しか考えられず、しかしせっかく職を変えるならワークライフバランスを整えつつ、何か新しいスキルや視野を持ちたい気持ちも高まっていました。そこで、自己の棚卸しの重要性に改めて気づきます。
私は子どもの頃から勉強が好きでもなく、かといって習い事をサボるわけでもなく、親や先生からよく「夢を持て」と言われてきました。

「夢って言われてもな…別にないけど」

これといってやりたいこともないまま、お題目のように「夢を持て」と言われることに違和感を感じ、いつしか、

◇将来何になりたいか
◇ありたい姿

こういった未来の「夢」や「目標」といった話題を適当に流すスタンスで過ごすようになってしまっていました。

しかし、そんな私でも、いや反動なのか、次の二つは強烈に決まっていました。

◆やりたくないこと
◆なりたくない姿

自分の思考の癖や周囲の人間をウォッチしながら、高校生くらいの時にこの二つは明確に固まっていたことを思い出しました。

具体的には、

◆やりたくないこと=数字を扱う 理不尽なことに頭を下げる 電車通勤
◆なりたくない姿=世の中のことを知らない 旧態依然 殺伐としたグループにいる状態

学生の時分ながら、これまでの経験できっと嫌なことがあったんでしょう。そして、自分が「痛み」と感じる状態を避けるようにすることで、これまで自分のパフォーマンスを保ってきたことを思い返します。

改めて自分の状態を振り返ると、確かにワークライフバランスやスキルのことも大事ではありましたが、それは建前でした。

棚卸しをすることで、潜在的に自分が痛みに感じていた状態=「やりたくないこと、なりたくない姿」に、当時陥りつつあることを再認識します。

このことに気づいた私は、「やりたい仕事」を軸に転職することをやめ、なりたくない姿を避けられた状態=「ありたい姿」として定義し直し、転職活動を進めることができました。

確かに教育業界への熱量は依然高いものがあり業務委託パートナーとして今も仕事で関わりがありますが、「絶対にこの業界に居続けなければならない」というこだわりを手放すことができました。結果、転職活動をしながら自分に必要だと感じたスキルは、リスキリングを積極的に行うようになります。

例えば自分が課題に感じていた最新の実践的な集客力をつけるためはWEBマーケティング、組織で働く際に誰もが悩む課題を解決するために組織開発や人材教育の学習に自己投資を重ねました。

こうして、全く自信のない状態だった私でしたが、

①自己の棚卸しを通し、固執していた視点を手放して転職軸を明確にできた
②不安材料=スキル不足と見つめ直し、リスキリングというアクションに移れた

この二つに気づくことで、「異業種異職種へ転職」→「スラッシュワーカーとして独立」というトランジションも乗り越えることができました。

ポジウィルに参画した理由

当時副業で組織開発の業務に携わっていた経験や、自身が建築会社で部署責任者を務めていた際、経営層と意思疎通がうまくいかず、前職以上に「今回の転職は失敗だったのか」「他者と働くってどういうことだろう」「自分と社会の関係ってどう築いていくんだろう」といったキャリア全般についての悩みと、コミュニケーションとしてのコーチングに課題があった時でした。

「あるべき、こわそう」

旧態依然を良しとしない私にとって、ポジウィルの掲げるこのミッションは渡りに船のように目に飛び込んできました。そして、実際に認定講座を受けて集まった同期やトレーナーの方々のお人柄にふれることで、これまでなかった思考や優しく前向きなエネルギーを体感します。キャリアについての支援はもちろん、ポジウィルのメンバーは他者の支援を自己の喜びとし、スキルの研鑽に力を尽くしている、その姿勢を社会に広める役割を担っている、これを肌感で味わってしまっては「自分もこのミッションに就きたい」、そう自然と思い至りました。

私と同じように、今の先行き不透明な時代でのキャリアデザインに自信が持てない人や、悩みの根本を解決できていないように感じる人たちに寄り添うことで、よりみなさんが自分らしく生きる一助になりたいと思っています。

あなたもご自身の人生の棚卸しをしてみませんか?
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