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《Preview》2023.08.11 J1第23節 横浜F・マリノスvsガンバ大阪


どうも。Ryotoです。

後半戦がスタートしているJリーグ。
中々調子の上がらないマリノスですが約1ヶ月振りののホームでガンバ大阪を迎えます。


ガンバ大阪


予想スタメン

・5月マリノス戦以降、負け無し(7勝1分)
・リーグ戦アウェイ4試合負け無し(3勝1分)
・総得点数4位、31G(マリノス1位、44G)

現在12位。5月対戦時には降格争い真っ只中であったが、一旦は降格の事を考えなくても良い順位まで上がってきた。

ガンバ大阪、復調の理由


ガンバ大阪復調の大きな理由として中央レーンの整理が挙げられる。

攻撃時
今シーズン取り組んでいる保持に加え、GK東口、CB三浦,福岡からのミドルパスでCFジェバリでの前進方法。

CFジェバリは相手CB1枚なら容易に収めることができ、時間と深さを確保することが可能である。

WGは大外レーンに張らず、ジェバリの2ndボール回収。IHもそれを援護。
相手をミドルブロックまで押し下げることに成功した後はWGとIH(+CF)のサイクルで攻撃を仕掛ける。

サイクルをするにあたり、スタメン定着したWGアラーノの存在は非常に大きい。
ゾーン2で保持した時に足元に落ちてきたジェバリの元々いたスペースに侵入。

守備時
好調ガンバの守備陣形は4-4-2が基本。
IH山本がCFジェバリと横関係になりプレスのスイッチを入れる。


川崎戦はシミッチをどう抑えるか?というキーをIH山本がカバーシャドウ or IHダワンがDMネタラヴィとの縦関係で対応。

しかし、WGが絞ることがない為シミッチを封鎖してもシミッチの横で前進。
終盤になるにつれて暑さもありカバーシャドウも曖昧になると容易に前進されるシーンも多々発生した。

WGの守備業務を減らしたいが為の守備のやり方であるが、突破されてローブロックまで押し込まれると、暑さもあり精神的にもしんどくなってしまう。


試合展望

2週目のジレンマ

ここで一旦、5月対戦時の振り返りを。

ガンバは4-5-1形で守備ブロックを形成。

アンカー化したボランチ→IH石毛
ボールホルダー→CFジェバリ。
ダワンorネタラヴィ→マンツー守備。
倉田はカバーシャドウ→0トップロペス
→横スライドでSB

立ち上がり15分前後はマリノスもあたふたがあったが、解決策を見出し結果的に2-0で勝利。


マリノスが見出した打開策はCB畠中,エドゥアルド脇・横までDM喜田orDM渡辺が落ちてきて近距離サポート。
これによりDMネタラヴィ、IHダワンはマーカー不在で浮いている状況。

マリノス対策をしながら自分たちのスタイルでのサッカーをした中での2回目の対戦を迎える。

前回上手くいった部分・上手くいかなかった部分・現在上手くいっている部分etc…
様々な文脈の中から戦い方を選択していく中、ガンバ大阪のマリノス対策を攻略した策は迷い、そしてインパクトを与える。


押し込めてる風のマリノス

最近のマリノスで気になったのがアタッキングサードでの距離感と枚数。

浦和戦は特にだが、中央レーンの質で優位性が作れない時の打開の仕方は及第点。

幅を使ってエウベル、ヤンの足元にボールは入りはする。その為一見押し込んでいるように見えるが中央レーンは動かせず、引き出すことも出来ない。

距離感も悪く、早い時間でのマルコス投入は(勿論西村が怪我明けということもあるが)距離感改善の為であると考える。

ゲームスピードのコントロールという夏休みの宿題を与えられているマリノス。
2週間のブレイクがあり上手くいかない中で人(ヤン→水沼)を変える選択をするのか、新たなやり方を見出すのか。
早めに宿題を片付けて次のフェーズに行きたい所。




おわりに

今回はSTEP ON(@STEP_ON_J)さんにお招き頂きポッドキャストも配信されています。

こちらも是非、よろしくお願いします。

今回のプレイリストはこちら。
夏です。サマーです。そんな特集です。

Thanks for reading.
Written by Ryoto.

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