【25歳がストリートスマートになるためには背中を見せて生きる】#33
みなさんは、背中を見せれるほど自分に誇りを持っていますか。もし、持っていないのであれば、部下や子供は常に自分の背中を見ているという意識を持ちましょう。意識を持つだけでも、言動に差がでますよ。
背中を見せることは、自分に自信を持っているという証拠です。ストリートスマートが自信を持つと、柔軟に意識を働かせられ、突発的な対応も苦になりません。
どんなに若くても背中を見ている人がいる
部下は上司の背中を見て育ち、子供も親の背中を見て育ちます。年配になるほど、頭が硬くなり、柔軟性がなくなることもあります。しかし、若い人は、あなたの行動をみているかもしれません。
部下や子供に恥じない行動ができているでしょうか?もし返事がNoなら自分を見つめなおすときかもしれません。「態度で示せ」と言われるように、言葉だけでなく行動で示すことが何より大切です。
また、もう一つの観点では『あなたの背中を観たい人がいる』という事を意識する事です。僕の友達に国内有名アーティストや皆が知っている広告などの制作に携わる照明アーティストがいます。僕が彼と会ったのは18歳の時で大学のサーフィン仲間でした。制作会社に就職し、苦労を重ね、独立し、海沿いに住み、プライベートと仕事を有意義に過ごしています。そんな彼も最近、アウトプットに力を入れ始めています。そう、こんな境遇の人って少なくないですか?きっと照明を仕事にしている人って若手でいると思うのですが、背中を見れる大人がいるかというと分かりません。そんな若手はあなたの背中を観たいかもしれない。あなたが背中を見せる事は、誰かの夢を応援する事になるかもしれないのです。恥ずかしがらず、100人が冷めた目で観ても気にしないでください。101人目の人生をプラスに変えられたらそれでいいんです。あなたはかけがえのない、あなただけの魅力的な人生を生きているので、自分の生き様をどんどんアウトプットしていきましょう。
嫌な上司がいるとプライベートも悪化する
シンガポール国立大学の研究で、参加者の朝と夜の気分の変化を、10日間に渡って記録しました。すると、嫌な上司がいる会社で働いている人は、自分のメンタルだけでなく、妻や子供にまで八つ当たりしてしまうという結果に。背中を見せれるような上司は、良い上司と言えそうですね。部下のメンタルを守ったり、周りに迷惑をかけたりしないためにも、良い上司を目指されてみてください。
背中を見せるには誠実さが必要
科学的に、誠実さは成功するために必須だと考えられています。誠実さとはなにか、以下に記載します。
・勤勉できちんとした性格
・他人に対する責任感を持っている
・自己コントロール能力が高い
・規則やルールをしっかり守る
誠実さが高いことで、得られるメリットとしては以下の事が言えます。
・年収や仕事への満足度が高い
・面接や試験で面接官や試験官に気に入られる
・テストの成績が良い
・肥満になる確率が低い
などのメリットがたくさんあるのです。
別の研究結果では、仕事における大半のケースで、誠実性が意味を持つとされています。部下や、子供がついていきたいと考える人は、一般的に「誠実な人」ではないでしょうか。誠実さを鍛えることで、慕われる人材になれるはずです。
参考:国立医学図書館
積極的に動くことは良いことなのか
では背中を見せる人は行動力や積極性のある人で、いわゆるキラキラした人のようなイメージがありますが、そもそも積極的に動くことは良いことなのでしょうか。ある研究によれば『積極性が逆に問題を引き起こす可能性がある』とも言われています。
・積極的に仕事を行うことで、メンタルや身体がぼろぼろになってしまう
・間違った方向で仕事を進めて、組織の方向性の収拾がつかなくなる
・自己本位で仕事を調整し、部下の負担が大きくなる
基本的に積極敵に動くことは大事だと言っても、積極性が問題を起こしているなら改めるべきです。問題を起こしても自分が責任を持って収拾できる。その覚悟を持てる人が、部下や子供に信頼される人と言えるでしょう。なんでもかんでも積極的に動けばいいという発想ではなく。背中を見せることは時に、やり方を間違えると大事なものを捨てる事になってしまいます。
参考文献:ANNUAL REVIEWS
ここまで、背中を見せることの必要性などを解説してきました。背中を見せられる人間になるには、自分自身が成熟していないといけません。そのため、自分を磨くことが必要になります。自分を磨くことは、社会的に成功を収めるためにも必要なのです。しかし、いきなり、素晴らしい人材になることは不可能です。なので徐々に、背中を見せられるような人になっていってください。背中を見せられるストリートスマートは、社会にとって貴重な存在です。
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