在宅編集者の仕事道具 【椅子編】

朝から夕方までずっとパソコンに向かって仕事をしているので
もともと腰痛持ちだった私は、油断をするとすぐに痛める。

なので、何よりもまず最初に気になった仕事道具は、椅子。
気になった…なんていうレベルじゃなくて、もはや死活問題。

そこで、今までに試してきた椅子類を、ここで一気に総ざらい。

●Varier(旧Stokke) 「Variable」

背筋が伸びて姿勢が良くなるという、脛で支えるタイプの椅子。
腰痛に悩まされるようになって、一番最初に購入した。
(当時は会社勤めだったが、食卓とかで使っていた)

ちゃんと座れば、たしかに良い姿勢になる。

ただし、脛にかかる重さがあまり好きでなかったのと、
脚癖が非常に悪い私は、脛を載せるところに足を載せたりして
ひどい姿勢になったので、数年眠らせた後に売却。


●Varier 「Pendulum」

この椅子が、なんだかんだと一番長い間使っている気がする。
どうやら廃盤になってしまったようなのだが…

「椅子は動かないもの」と思い込んでいたけれど
書くとき、キーボード入力をするとき、考え事をするときなど
姿勢は微妙に違うわけで、それに合わせて椅子が動いてくれるのは快適。

この絶妙に細い背もたれも、なんか心地よい。

唯一の難点は、この椅子を踏み台にはできないことかな。

あと、日本の椅子と比べて数センチほど座面が高いので
日本規格のテーブルや机を使っていると、ちょっと姿勢が悪くなるかも。


●Varier 「Move」

机を昇降式に変えたので、立ち姿勢に近い状態でも使えるようにと
こちらの昇降式スツールを導入してみた。

だけど、昇降式で高さを微調整することはあっても
立ち姿勢くらいにまで天板を上げることが少なかったのと
冬に履くルームシューズと床の相性が良くなくて、滑りやすく
足元が不安定だったため、このスツールを使う機会が少なかった。

良い椅子だとは思うけれど、家もそんなに広いわけじゃないので
知り合いに譲った。


●Gymnic バランスボール

Pendulumでも、すぐにあぐらをかいてしまう私は
もっとガツンと姿勢に効きそうな椅子がほしい。

そう思って整体の先生に相談したら
「動かないでいるのが悪影響なんだから、バランスボールは良いよ」と。

薦められたギムニクのバランスボールは、硬さが絶妙。
使い始めの頃はしばらく独特のにおいが気になったけど
何度も洗い、天日干しもして、ようやく気にならなくなった。

気に入らなければ、空気を抜いて畳めるのが便利だし
高額な椅子と比べて圧倒的にコスパが良い。

ただ、慣れてくるとバランスボールの上ですら
あぐらをかいて仕事をし始めちゃうので、慣れって恐ろしい。


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