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吟味するが、尻込みはしない

その選択が正しかったのか、と気を揉むことがある。

タイムリープが起きない限り、考えても過去の行いは変わらない。それでも考える。あのことばでよかったのだろうか。あの振る舞いでよかったのだろうか。あの選択でよかったのだろうか。

きっとより良い選択はあったはずだし、その選択がベストだったと思わせるのは、これからの自分だったりもする。だから、選択をおそれない。吟味するが、尻込みはしない。選び続けることで精度を高め、一つひとつのセレクトを洗練させてゆくことができるといい。

バイタリティあふれる人は、失敗さえも糧にする。過去の選択の集積が、現在の自分を現わしているのだとすれば、“選択”の技術を研ぐことは人生に大きな影響を与える。

気は揉んでいい。その代わり、足をすくませてはいけない。自分で選択する。迷ったり、反省したり、改善したりしながら、少しずつ上手になっていけばいい。一つだけ言えることは、選択を放棄して上手になった人はいない。

自分を越える存在と向き合う姿勢は、美しく、尊い。



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