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おとなのけんか

戦争は、対話の放棄によって起こる。

それは、対話の断念とも言えるかもしれない。それらが引き金となって起こる大きな諍いに慄きつつ、ふと、その小さなスケールの事象が日常に溶け込んでいることに気付く。それら散り散りの破片は、確かに息づいていて、その延長線上にかの大きな諍いがあるのかと思うと、わたしたちは日々の手の届く範囲の一つひとつからも、数多くの学ぶべき事象があることを知る。目を背けてはいけない。大きな諍いからも、小さなすれ違いからも。

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「繭が風を手に入れ、シルクとなった」 文章のこと、仕事のこと、考えるということ。

「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。