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肌で会おう「こんにちは」【日記】

パレスチナ料理研究家のSuga Azusaさんが大阪で写真展を開くことになり、福岡からはるばるやってきた。

そのお手伝いで、Muse杯で運営メンバーとして活躍してくれたすーちゃんも一緒に大阪へ来た。「佳きタイミングだ」ということで奈良に住む仲さんとも一緒に個展会場で会う約束をした。

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二人とは、今年の一月に会って以来だ。その間も、オンラインで数えきれないくらい顔を合わせて、たくさんお話したけれど、実際に会うとやっぱりうれしかった。あれは何だろう。ひなたぼっこをしているみたな、なんとも言えない心地良さ。自然と顔がほころぶ。

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「そこにいる」は、「話す」とか「聴く」とか、そういうのではなくても、確かに感じるものである。「そこにいる」だけで楽しい。「そこにいる」だけでうれしい。たとえ、つまんない話をしても。たとえ、つまんない沈黙が置かれていても。

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なぜだろう。テキストを先行して知り合った人は、多くの場合、恥ずかしがり屋さんだ。あんまり、こう、「ぐいっ」とこない。ぼくもそう。「ぐいっ」といかない。だからだろうね、なんだか心地良い。この人たちは、デリカシーという目に見えないたからものをポケットに入れている。そんな気がする。

二日後、すーちゃんと一緒に上新庄にあるたこ焼たこばさんに行った。

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垣根のない言葉で迎え入れてくれたたこばさん。それは、溌溂としたやさしさ。楽しくお話しながらいろんな種類のたこ焼きを食べた。

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目で見たり、耳で聴いたりするだけでなく人間は。肌で感じるいろいろの波。見えないもの、聴こえないもの。でもちゃんと、そこにあるってわかっているから。だから安心するし、臆病になる。

肌で会おう「こんにちは」。


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