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喜び上手であれ

喜ぶことが上手な人がいる。

一緒にお話したり、食事をしたり、仕事したり、旅をしたり、手紙を渡したり、ギフトを贈ったり。ふとしたことで、うれしそうな表情を見せる。笑ったり、照れたり、飛び跳ねたり、小鼻を膨らませたり。その姿を見て、こちらもうれしくなる。

喜びを表現することが上手な人は、それだけで周りをしあわせにしている。明るく、あたたかく、やわらな気持ちになるから。「この人に、もっと喜んでもらいたい」と思う。健やかな循環が生まれる。

インタビューをしている時でも、対話の中でうれしそうな表情を見せたり、笑ったり、「楽しいね」と自然にことばにできる人がいて。そういう人との時間は、こよなく愛おしい。その喜びの力に、わたしのこころも引き出される。互いに呼応して、二人の空間が拡張してゆく。

喜ぶ人には、ますますたくさんのギフトとなることばやモノや体験が届く。大切に扱われる。声をかけてもらえる。その人がいると、しあわせな気持ちなるから。楽しい気分でいられるから。居心地が良いから。ギフトを渡している人は、すでにその人から受け取っている。瑞々しい感情が湧き立つ体験を。

素直に喜ぶことはギフト。

喜び上手であれ。




「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。