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『ロバート・ツルッパゲとの対話』

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写真家ワタナベアニさんの著書『ロバート・ツルッパゲとの対話』の感想を編んだマガジンです。 『ロバートとベートーヴェンとの対話』を運営するサークルがピックアップしております。担当は…
運営しているクリエイター

#ロバートツルッパゲ

#437 ツルッパゲ、その後

#397にて、『ロバート・ツルッパゲとの対話』(ワタナベアニ著/センジュ出版)という本との出会いを書いた。だいたいいつも10冊近くを並行して読んでいるもんだからなかなか進まず、先日のオーストラリア往復では機内に持ち込みつつも、うっかり寝ちゃったり、映画ばっかり観ちゃったりでやっぱり進まず(Top Gun : Maverick/LIFE!/線は、僕を描く/母性/ある男……とか)、一昨日トイレ内でようやく読了した次第。 気になる表現があったり、「へぇ」とか「なるほど」ページには

#397 邂逅 at the 古本屋

こんなん卑怯やん。 勝手に目ぇ合わせてくるやん。 名前のつけ方、小学生やん。 つい手に取るやん。 買うやん。 間違いなくおもしろいし、これでおもしろくなかったら、それはそれでおもしろいやん。どうころんでもツルッパゲの勝ち。 ほんで、Who are you? 推定40冊超の積読本を一瞬で蹴散らし、近日、トイレの友に昇格予定。

本棚 追想

本棚というと、最近会社の本棚に私設本を秘密裏に忍ばせてみた。 センジュ出版の本を隅っこからオセロのごとく、 「ハイツひなげし」 「ゆめのはいたつにん」 「しずけさとユーモアを」 まだこの3冊のみである。 経営書、会計原則 などお堅い本棚がある中に ちょっと異質物の混入。 まだ、気づかれずにいる。 これに今回「ロバート・ツルッパゲとの対話」を挿入してみようと思う。 どんな動きが生まれるのか 楽しみです。 会社に毎日来るかいがあるとい

ロバート・ツルッパゲ

昼勤からの夜勤明けの昼勤が現場都合で中止になって、現場まで行っただけで1日分の日当が出た所謂「いただき」な現場から帰宅。 プラントで纏った粉塵やら合材やら汗やらをシャワー浴びて落とし、人心地着いたところで郵便屋がポストに待ち焦がれていたブツを届けた音がしたんで足取りも軽く取りに行く。 届きましたワタナベアニ著「ロバート・ツルッパゲとの対話」 待ってたのよ。親愛なるアニさんの初著作。本にしようかな?って話は随分前に聞いていて、それがプロジェクトとして始動して、

ことばの旅

あてのない文字列を並べていく。        Twitterは、人と人が、言葉で何を交換し、何を得て、何を失い、何を増やし、何を減らすかを見せるバーチャルリアリティの世界だ。俺はその言葉の宇宙で田中泰延という星を見つけた。彼は「ボケは仮説だ」と言う。些細な事象をベースに、彼は突如ボケという光を暗闇に放つ。        ボケの光に寄せられたフォロワーという衛星がさらなるボケを重ねて小爆発を起こし、その爆発に刺激された「泰延系」の外にいる人々が爆発を重ねる。全体として円周を拡大

拝啓 ツルッパゲさま

拝啓 ロバート・ツルパゲさま ずっと、アニさんからの本が届くのを待ち望んでいました。 最初は、オヤジギャグを散りばめたフォトエッセイ的なものかと思っておりましたら、何と、もう一人の人格者、ツルッパゲさんとの哲学的な対話というじゃないですか。 また、田中ひろのぶさんの、『読みたいように書けばいい。』に触発されて大幅に書き直した。というから、キングタムの新刊じゃあるまいし、これほどまでに、事前に予約した本が待ち遠しいというのは初めてでした。 いざ、本が届いて読み始めました。