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資金力について

こんにちは。こんばんは。おはようございます。

レーシングドライバーの澤井良太朗です。

今回もレースのことやお金のことについてお話していきます。

ということで、今回はレーサーにおける資金力についてお話しします。

レースをする上で、よく聞く言葉、「スポンサー」

「スポンサー」って皆さま良くご存じたとは思いますが、イメージで話すと、出資してくれる企業や個人といった解釈かなと思います。

コトバンクで検索すると、事業の資金を出してくれる人。出資者。後援者。パトロン。と書いてあります。パトロン笑 また、広告主

日本最大級のフォーミュラカテゴリー

スーパーフォーミュラの2021年の観客動員数は7,800人

一般車をベースとしたGTレース

スーパーGTでは2019年の毎戦平均48,638人

アマチュアの最高峰と言われる一般車ベースの耐久レース スーパー耐久

2018年鈴鹿ラウンド 28,500人

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画像はお借りしてきましたが、2020年鈴鹿サーキットでのスーパー耐久の写真です。

ここまでくれば、出資してもよいかなー。と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまで行くのが、また大変。


私が参戦しているスーパーFJ選手権は、観客席はポツポツ。。。

サーキットによっては、youtubeでlive中継をしているところもありますが、

私が参戦している筑波サーキットではyoutubeでの公開は無い。はずです。

入門カテゴリーでスポンサーの獲得ってなかなか大変ですよね。

また、その場所に対して出資したいと思える企業も少ない気がします。レースという市場がどの企業になら、大きな広告になり得るのか。

ドライバー側がプレゼンしなくてはいけません。

最後はドライバーの想いの強さ、気持ちの部分も間違いなくあると思います。自分の想い共感して頂けた方もスポンサーになってくれたりするかもしれません。

しかし、自分が時間を削って働いて働いて、身を削ってまで練習やレースにお金をかけて努力していたならまだしも、

休日はドライブに出かけたり、友達とワイワイしている人がレースしているからスポンサーになってくれと言っても響かないでしょう。

要は、自己投資ができない人が、他人に対して投資をして下さい。

とは絶対に言えない。という事です。

ビジネス的な観点からみても、自分がやっていないことは、他人には勧めることは不可能ですし、教えることも出来ません。

この世の中は全てビジネスで成り立っているので、この部分は切っても切れない関係なのです。

レースをしたい人、シリーズ参戦できていない人で、本気で勝ちたい人、ステップアップしたい人は、どこからでもいいのでお金を集めてきて、食費や固定費以外のお金を全てレースやその練習に費やしてください。でなければスポンサーなんてつくはずがないのです。

世の中には、上記のことをしていなくてもスポンサーがついているように見える人もいるかもしれません。

しかし、それは、幼いころから、親御さんがお金を払っていたり、友達とも遊びたい時間、ゲームをしたい時間、ヒトカゲを一刻も早くリザードンに進化させたい時間を削ってカートに乗っていたから、今大きなスポンサーを得ているだけで、時間やお金を投資していたからに過ぎません。

誰一人として、勝手にスポンサーがついた人なんていません。

営業にいけばつくわけでもないです。

自分自身の価値を最大限高めた人間、又は最大まで高めようとしている過程の人に対して投資をしたくなるわけです。

お金とは、人が集まる場所か魅力的に感じる者にしか集まりません。

人気者になるのか、自分磨きをして自分を光らせなくては資金は集まらないわけです。

では、皆さまは、

何を使って人気になりますか?何で磨けば自分は輝くことができますか?

またその手段を知っていますか??

この二つが、非常に大切です。

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