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つながる勉強会を終えて

タイトルにもあるように、2021年1月より計21回にわたって開催したつながる勉強会を、2023年9月で終了しました。勉強会に参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
また、これまで運営に関わってくださった、ゆーたろーさん、ユウトさん、uたそさん、ジョイさん、なるおさん、本当にありがとうございました🙇‍♂️


立ち上げ期から最後まで運営に携わっていたので、本記事では

  • 勉強会の運営に至った経緯

  • 勉強会を開催して良かった点

  • 勉強会を終了した理由

  • コミュニティ運営から得た学び

について、振り返りを兼ねて書きたいと思います。


共同運営をしていたゆーたろーさんが書かれたブログもぜひご覧ください!





勉強会の運営に至った経緯

つながる勉強会は、ゆーたろーさんと2人で始めました。

ゆーたろーさんは、僕が新卒で入社した会社で1年ほど同僚でした。同じ2020年4月に中途入社されて、オフラインでの入社の挨拶の時や健康診断を回っている時に偶然会って話をしていたのを覚えています(その時からただならぬオーラは感じていましたw)

2020年の冬に勉強会の立ち上げにお誘いいただいた時は、自分にアウトプット志向がまだなく、他の勉強会に参加したこともなかったので、勉強会がどういうものかも具体的には知らなかったのですが、その当時抱えていた課題感から勉強会の立ち上げに加わろうと思いました。

課題:もっとエンジニアとの交流を増やしたい

僕は大学で機械工学を専攻していたのですが、その道に興味を持てず4年で卒業し、フロントエンドエンジニアとしてIT企業に就職をしました。(詳しくは以下のnoteで書いています!)

情報系の専攻ではなかったので、エンジニア仲間がとても少なかった(X(Twitter)もまだやってなかった)のと、社内にフロントエンドエンジニアがほとんどいなかったため、同じ属性のエンジニアともっと交流したい、と強く思っていました。そのため「勉強会を立ち上げたら、その課題も解消できるのでは!?」と思い、二つ返事に参加を決めました。

主な動機は上述の通りですが、他にも

  • これまで主催をしたことなかったので、経験してみたいと思った

  • ゆーたろーさんと一緒にできるチャンスを逃す手はない!

というのもありました。


勉強会を開催して良かった点

1. たくさんのつながりを得られた

勉強会を主催することで、本当にたくさんの、そして濃いつながりを得ることができました。当たり前からも知れませんが、オンライン上で繋がっているだけでなく対面で交流をすると、情報量がまるで違いますし、関係値も深いものになったなと思います。そのような繋がりを、主催をすることで毎月重ねられるのはとても良かったです。

また、Kobe Engineer's Labのイベントに勉強会として呼んでいただいたり、関西を中心とした他のコミュニティ運営メンバーの方達と交流する機会もあったりと、主催をしていたからこそ得られた交流や、一代表として人と話す経験をできたのが良かったです。


2. 誰でもLTにチャレンジできる場にできた

つながる勉強会は、「色々な方々の交流の場になってほしい」という思いでやっていたのですが、その中でも「誰でもLTにチャレンジができる」場にできたことが個人的に良かったです。

僕は運営として初回からほぼ毎回登壇をしていたのですが、初めてのLTは運営であってもめちゃくちゃ不安でした(勉強会を開催するまでは技術的な登壇を社外でしたことがなかったからというのもあります💦)

ただ、登壇後のフリートークで参加者の皆さんがLTを褒めてくれたことで、登壇前の不安以上に、「次もやってみたい」というモチベーションが上がったという原体験がありました(僕の場合は、スライドがオシャレって言われることが多かったですw)

▼過去の登壇資料はこちら

なので、未経験からエンジニアになったばかりの参加者の方にも積極的に登壇を勧めていました(もちろん無理強いはしてません!)

つながる勉強会では、LTの内容を、技術に関連したものでなくてもOKで、3-7分としていたので、LTに挑戦するハードルは他のどの勉強会よりも低いかったと思います(途中から「自己紹介でもOK」になりました笑)

そのため、経験の浅い方や学生の参加者もLTに挑戦をするようになり「色々な方々の交流の場」に自然となっていったなと思います。
そういった勉強会の方針に加えて、参加者の皆さんがLTをしやすい雰囲気とコミュニケーションをしていただけたことにとても感謝です!


勉強会を終了した理由

つながる勉強会を終了した理由は、2つあります。

1. 定期開催が難しくなった

1つ目の理由は、今年の1月に僕が転職を行ったことで、勉強会の開催に時間を充てることができなかったことです。
勉強会の開催頻度は、以下のようになっており、今年に入ってから全く開催ができませんでした。

2021年:11回(コロナウイルスの影響で1回だけ中止)
2022年:10回
2023年:2回

勉強会を開催しようとすると

・開催日時の決定
・場所取り
・構成の検討
・connpassの作成
・LT作成(登壇する場合は)
・告知、宣伝
・勉強会後のご飯会の予約(必要であれば)
・当日の用意

といった作業が発生します。もちろん運営メンバーは複数いるので分担をするのですが、自分のキャパと優先度を比べた結果、数ヶ月開催できないという状態になりました。


2. デザイン領域に近いキャリアを目指し始めた

2つ目の理由は、自分がデザインエンジニアのキャリアに進んだことで運営を続けるメリットが少なくなったことです。
関西では、フロントエンドエンジニアの割合が関東に比べて少ないのですが、その中でもデザイン領域に興味のあるフロントエンドエンジニアはかなり絞られてきます(実際、勉強会を通して知り合ったデザインエンジニアの方はみなさん関東にいます😭)
そのため、自分のキャリアパスを考えた時にこのまま続けていくメリットが薄れてしまったというのが正直なところです。


また、ここ最近、多くのコミュニティや企業主催のイベントが増えてきており、オンライン、オフライン問わず学習の場や交流の場が活性化している印象を持っていました。
なので、交流の場としての価値が他でも提供されているのであれば、一定の役目を果たしたかなと思い、勉強会を終えることに決めました。



コミュニティ運営から得た学び

2年間の運営を通して、たくさんの学びと経験がありましたが、特に記憶に残っていることを最後に書こうかなと思います。

学び:「自分たちの城を築く」意識を持つ

これは、ゆーたろーさんからいただいたアドバイスなのですが(ニュアンスは正確じゃなかったかもです💦)自分たちが運営の主催者なので、自分たちで作ったルールを守ってもらえるような空間を作っていくという考えを大事にしていました。

「こういう勉強会にしたい」という思いをconpassや勉強会内で言葉にして伝えることや、ルールを守らない人(LTをあらかじめ決めてもらった時間を大幅にオーバーする、無断欠席など…)に対して適切な対応をとることで、自分たちの方針を体現し風紀を保つことの大事さは、運営側に回ることで実感できました。

ただ、振り返ってみると、僕の性格上、人に注意をすることや人前で話すことはあまり得意ではないなと思いました(笑)
こう言った気づきもやってみて初めてわかることだったので、とてもいい経験になったと思います。

もし勉強会を主催してみたいけど、一人だと不安、、という方はぜひ補い合えるパートナーを探して一緒にすると良いと思います!


最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます!
運営メンバーもコミュニティに参加いただいた方も、本当にこれまでありがとうございました!
本当に皆様の支えがあっての2年半でした🙇‍♂️

そして、誘っていただいたゆーたろーさんには感謝しかありません!
運営を退いた後もフォローしてくれたりと、色々気にかけてくださり本当にお兄ちゃんのようでした笑


今後は他の勉強会に参加したり、登壇したりする予定なので、これからも皆さんよろしくお願いしますっ!



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