「大丈夫だ自分!」言い聞かせnote

「最近なんか楽しそうだね」

言われてびっくりした。だって全然しんどいから!もちろん心から友達の笑ったり、そういう瞬間はある。だけどその時間は本当に一瞬だし、それ以外の大半の時間はこれからどうやって生きていこうかとか、どういう働き方が自分にあっているんだろうとか、そういうことを考えては日々悶々としている。

「本当はモテてるのに、選り好みし過ぎなんじゃないの?」

言われて、持っていた皿を投げたくなった。驚きと、「そんな訳ないだろ」というツッコミと、「実はそうなのか…!?」という混乱とが、ごちゃごちゃになった。そもそもこの職場の先輩は、僕のどういうところを見てそう思ったんだろうか。もし僕がモテる奴風の振る舞い(それが何かは全く分からないが)をしていたなら、全力で謝りたい。だってそんなの鼻につくだろう。または、「彼女いるの?」という問いに正直に「いないんですよー。出会いがなくて」なんて間抜けな答えをしたからか。言い方というものがあるだろう。そんなことを考えていたら、間抜けな顔をして黙る奴になっていた。あぁ恥ずかしい。


当たり前と言えばそれまでだけど、周りのイメージなんてイメージでしかないのだ。そのイメージに乗っかっておくべきか、しっかり等身大の自分を示してあげるべきか。人によってはすごく迷う。迷いすぎて面倒になって、中途半端にイメージに乗っかり後で苦労するのはいつものパターンなのだけど。


今日から、新しい環境に身をおくことになった。新しい出会いが待ち受けている。いつもこうして考えすぎるから、思い出す言葉がある。

「好かれようとしなくていい。嫌われさえしなければいい。」

おじいちゃんが言っていた言葉だ。確かに、「好かれようとする」のと、「嫌われないようにする」のは確実に違う。この言葉を思い出すと、最低限のマナーさえ守ればいいと思えて、肩の力がしゅるしゅる抜けるのが分かる。どうせイメージなんてあってないようなものなんだし。開き直っていこうじゃないか。お礼と挨拶をしておけば、まぁ嫌われることはないだろう。後は、笑顔で間を埋めればよし。これだけ出来れば上出来な筈。

この自分への言い聞かせnoteが、誰かの役に立てば嬉しいな。

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