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#03 僕は椎名林檎が好きだ、と思っていた。

24/05/21: 500 views達成!皆様ありがとうございます!
好評につき一部リニューアルしました。

僕は椎名林檎さんが好きだと思って生きてきました。

ただ、「どんな所が好きなんだろう?」というのはよくわかっていないままだった。そして、「よく考えたら聴いたことない曲がたくさんある」ことも自覚していた。

じゃあ、(そこまで聴いていないにもかかわらず)なぜずっと「僕は椎名林檎が好きだ」と思っていたのか。


周りには大体椎名林檎好きがいる

これは間違いない事実。

中学生の時も、高校生の時も、大学生の時も、椎名林檎ファンは周りにいます。テレビでは吉岡里帆さんが音楽番組でオタぶりを発揮して話題になりましたね。僕の好きな(ここには迷いがない)RHYMESTERのMummy–Dも何度もコラボし(「本能」カバーも良かった...)そして、諸々あっても多分一番大きいのは、


小林賢太郎


KKP「LENS」も面白い


実際、賢太郎さんは壇蜜さんとか、そういう人との相性が良い。
そんなこんなで、周りの人達の好感度とともに相乗効果で、上がってったところがある気がします。


「群青日和」の衝撃


発売されたのは2004年とのことなので、当時自分は13歳。


当時の記憶だと、椎名林檎というのはもうキャリア10年くらいのベテラン歌手で、ソロのキャリアも確立したことだしバンドでも組むか、って感じだと思ってました。


当時林檎さんはデビュー6年目で、めっちゃ若いですね。


で、この曲は文句なしに好きです。新宿に着いて雨が降っていたら「新宿は〜豪雨〜」と必ずよぎる。歌詞に出てくる「教育」がアルバムタイトルになるというのもオシャレだな〜と思った。


例によってアルバム「教育」は、きっと中学の同級生に借りたんだと思うんだけど、誰に借りたんだろう。年末のMステで東京事変が出てたりするのも、結構楽しく見ていた思い出があります。


...このセクションのオチも見えてきたことだと思いますが、この曲は残念?ながら椎名林檎さんが作曲した曲ではありませんH ZETT Mさんという、東京事変1stアルバムのキーボードを務めた人ですね。この人の作るシンプルで、でもこのコードの入れ方唐突で気持ちいいな〜!っていう、そこが好きだったんだなと。


好きになったのはこの曲だった

椎名林檎の初期曲再評価という流れは最近来ている気がしていて、例えば「丸の内サディスティック」みたいな曲はJ-POPに乱発するし、トリビュートアルバムで草野マサムネさんが歌った「正しい街」良かったな〜とか、関ジャムで「勝訴ストリップ」が取り上げられたりして。


で、改めて「勝訴ストリップ」聞いてみたら、これが結構良くて。特に打ち込み主体の「浴室」とかかなりツボにハマった。先駆的だなーとも思う。


いやー、でもこのアルバムが出た頃も、きっと椎名林檎さんが好きだったはずだなーと思って。でも当時、「浴室」みたいな曲は多分ピンと来ていないはずで。何だろうなーとサブスクで辿っていると、あるジャケットを見て記憶の扉がバーーンと開きまして。それがコレ。


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コレダーーー!

「真夜中は純潔」というシングルで、林檎さんが好きなサザンオールスターズ直系の超楽しいジャズファンクなんですよ。

タノシーーー!

で、やっと長年の謎が解けました。僕が好きだった椎名林檎さんの曲は、この曲でした。足立区鹿浜のウェアハウスに、このジャケットがシングルとして並んでたのを思い出します。


当時僕は(多分10歳くらい)「海のYeah!!」を聞いてサザンに目覚めていて、こういう派手な曲を好んで聞いてたので。この曲はドストライクだったはずだなーと。


「真夜中は純潔」はアルバム未収録曲で、だから見逃していたんですね。


椎名林檎さんって色んなイメージがあると思いますが。「難しい曲を作る人」みたいなイメージもあるけど、土台となる曲作りは結構同じパターンな気がしていて。ただ、音作り(ノイジーなギターとジャズ要素と...)の手数が多くて、注目ポイントをあっちゃこっちゃに置くので、ややこしい感じの曲も多いのかなと。たまにアレンジしすぎない曲を作ると、「閃光少女」とか「キラーチューン」みたいになって、人気曲になったりするのかな、とそういう捉え方をしています。


改めて「百色眼鏡」の主題歌?「STEM」は大名曲だと思います。若くして集大成みたいな曲作りますね。


次回は「俺は櫻坂46のココで泣く」の予定です(適当です)。


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