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択捉島(北方領土)にある戸籍の取得方法

現在、北方領土で保管されていた戸籍の管轄は釧路地方法務局で、そちらに必要書類を申請して郵送で取得します。(歯舞群島は根室市が保管)ほかの戸籍の取得方法と変わらず、直系であれば証明できる戸籍謄本と身分証明書とPDFの申請書を同封。代理人であれば委任状が必要です。

以前書いた以下記事で自分の高祖父の明治の本籍が「択捉島沙那郡留別村」だったため、除籍謄本を申請したのだが自分の場合はもうなかった。理由は一部しかないため、その一部に高祖父の謄本がなかった。明治の戸籍なのでなくても仕方がないのだが、択捉島にあったはずの謄本があれば先祖調査の道がもっと広がったのになと…。

釧路地方法務局に一部のものしかないということは、他のものはまだ北方領土にあるのだろうか…?現状ロシアとの関係もあり結構絶望的な感じもするけど。可能性があるならいつか見つかるといいな。

18歳前後で高祖父がなぜ択捉島へ行ったのかは正確にはよくわからないため、逓信省の職員だったようなので郵便局の電信業務や海底ケーブル事業の可能性があるのかなと。画像は「懐かしの千島 : 写真集」1981.9より

沙那郵便局

留別郵便局

海底ケーブル事業

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