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人生初ライブ・コンサートを経て感じたこと

1.はじめに


僕のしたかったことの一つに、

誰でもいいからライブに行ってみたい!

という想いが強くありました。


僕の目はいつか見えなくなるだろうというのも
考慮して、それまでに多くのエンタメやきれいな景色を見たいと考え、
その中にライブも含まれていました。

何度も行かれている人には、
すごく小さな夢に思えるかもしれませんが
僕にとっては長い間行きたくてもいけないものでした。


そんな中、色々タイミングが合い
2か月ほどの間に3度のコンサート・ライブに行くことができました。

そんな待ち望んだ、経験が短期間に立て続いたことで、
感じたことを自分の記念としてもまとめておきます。

2.人生初ライブ(ブルーノ・マーズ)


僕の記念すべき人生初ライブは。

なんとブルーノ・マーズでした。

誰のものでも行ってみたいとは思っていましたが
まさかこんな世界的なアーティストでデビューするとは…

その時は特に感じてはいませんでしたが、
チケットが取れたのはかなりレアなことだったんだなと感じました。

会場は京セラドームでおそらくキャパは数万人規模で
僕たちの席は3階あたりでかなり遠めではありましたが、
僕はかなり気分が高ぶっていました。


会場に入る数万人のお客さん、
たかれたスモーク、
それに反射する照明

開始時刻が近づくにつれ
徐々に会場のボルテージの高まりが肌で感じられ
イベント運営側の、演出に目を奪わればがらも、
僕自身もワクワクのゲージが高まっていきました。

そんななか、ステージに本人が現れ歌い始めると、
まず、その音が体を芯から震わしてくる感じ
そこに驚きを隠せませんでした。

当然と言えば当然なんでしょが

体が震えるほどの大音量
観客とも一体となるライトの演出
アーティストの人柄

そこを始めて体感できました。

今回のブルーノ・マーズというチョイスは偶然的で、
当然彼のことは知ってはいましたし、
曲もライブ前に予習していると

「あ、この曲もなんだ!」
となり、案外知っている曲も多かったです。

なので、正直ファンかと言われると、
答えられないのが事実です。

ただ、

アーテイストの優劣をつけるのは中々難しいですが、

世界的に活躍されている、
数万人という規模もあり、

初めての経験としては
その業界の高いクオリティのものを見ることができたので、良いデビューだったと感じています。


3.コンサート (ディズニーオンクラシック)


初ライブから1か月後

たまたまネットで見つけた、
ディズニーのクラシックコンサートに行きました。

クラシックコンサートといっても、オーケストラの演奏だけではなく、海外で活躍されている歌手の方たちの歌声を合わせて聴けるものでした。

今回のコンサートも行ってから初めて知ったのですが、
今回で20周年だったらしく、その点で例年より盛り上がりのある回だったのかなと思います。
(常日頃から運はいい方だと感じています)

内容としては、ディズニー映画、
ディズニーランド・シーの挿入曲が演奏されており、
僕自身はディズニー映画は好きですが、あまり詳しい訳ではない、
ランドには高校の修学旅行で一度行っただけという状況です。

その甲斐あって、

今回演奏された曲は、一つも知りませんでした。

しかし、

だからこそそこで演奏されていた曲が
使われている映画にはすごく興味がわきました。

僕が行った回のメインは
「ノートルダムの鐘」という作品でした。

どれぐらいの方が知っているのでしょうか?

タイトルは知っていたのですが、
それがディズニーだとは知りませんでした。

また劇団四季で演じられているので
見に行ってみたいと思います。

4.2度目のライブ(SUPER BEAVER)


そして、数日前

2度目のライブに行ってきました。

今回は、SUPER BEAVER(以下ビーバー)のライブです。

最高の一言に尽きます!

前回ライブの反省を生かし、
今回は自分で選んだ好きなアーティストです!

会場としては前回ほどの規模ではありませんが、
その分アーティストとの距離が近く
僕にとってはプラスポイントでした。

ビーバーのライブについては本当に最高の一言なのですが、それだけだと物足りないので何が最高だったか解像度を高めていくと

まず、何より日本語だということ

曲もそうですが間の語り等、
理解できるということが圧倒的に大きく感じました。

音楽は国境を超えると言い、
それは間違いないと思いますが
僕個人の話まで落としてくると
そこに壁は確かにあったと感じました。

そして、言葉というつながりから言うと
ライブ中の語りが心をつかんでくれるような内容で、
そこからの曲の流れが高まった会場のボルテージを
さらに跳ね上げていました。

5.3度のライブ・コンサートを通じて


今回この短い期間に、
初めてから3度目までを経験し
そこで最も感じたことは、

楽しもうとすることが大事だということです。

ブルーノ・マーズのライブでは気持ちの高ぶりとは裏腹に、会場の雰囲気にのまれたこと、有名どころの曲を知っているぐらいのファン度合いにより、ライブ映像でよく見る、手を挙げてたり、歌手の語りに心から耳を傾けることができませんでした。

正直、思いっきり音楽に乗って楽しむことに恥じらいもありました。

その経験から3度目のビーバーのライブの際には、
恥じらいなどは捨てて全身全力で楽しんでやろうと挑みました。

そうしてみると、不思議なことに
以前よりもはるかに楽しむことができました。

もちろん好きなアーティストというのもあります。

しかし、

それを差し引いてもはるかに楽しめたのです。

心の影響は体にも表れるといいますが、
その逆もまた然り、行動が感情に影響を与えると体で感じました。

以前クイズノックの編集長である伊沢さんが
動画内でおっしゃっていましたが

「それが面白い面白くないではなく、
面白がることが大事」

この感覚・この言葉には僕自身非常に共感しました。

僕は「興味ない」という言葉は使わないように心がけています。

それは、会話の中で「興味ない」という言葉を使うと、
そのジャンルの内容が進展していかず、話が盛り上がらない、また、自分があまり好きではない事柄であっても
それに魅了されている人がいるということは、
そこには何かしらの魅力があり、それを食わず嫌いで見ないことはもったいないと思うからです。

もちろん、興味の有無をはっきり決め、
自身の好きなことに時間を使うという考え方には大賛成ですが、どんなことでも一度は経験してみたいと僕は思っています。


とは言え興味0に近いことはもちろんあります。

そんなときは、興味がないではなく、
「興味が薄い」や「まだやったことがない」など
言い換えるようにしています。

そういった工夫を使いながら、
物事の面白さに頼るのではなく
自分自身で面白がる、
その意識を全身で感じることができました。

そしてそこからもう一つ、

楽しむためにはそれを知っておくこと必要だと感じました。

それがどれだけ魅力的であっても、
こちら側にそれを受け取る準備ができていなければ、
受け取りきることができないということです。

今回の例であれば、

僕に英語力がもっとあれば
ブルーノ・マーズのライブはもっと楽しめただろうし、
そこまでしなくても歌詞の意味や曲の予習をもっとしておくべきだったかもしれない。

コンサートでは、そこで演奏される作品を知っていれば
さらに聴き入ることができたと思います。

僕自身が新しいもの、今まで知らなかったものを
知ろうとする傾向が強いので、多少は仕方ないことかも知れませんが、

その経験から得られるものを
もう一段階膨らませるためにも、
事前の下準備を心掛けようと考えました。


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