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自分がやりたいことへの助走期間の大切さ

小さい頃に夢見たこと。

プロ野球選手になりたいなど、誰にでもある経験だと思う。ただ、大人になるにつれ、夢という可能性に満ちた何かが世の中の無理じゃない?という現実という固定観念によりいつのまにか消えていってしまう。それは、過去を振り返った時に思いかえすことが多い。

結局、自分の可能性を狭めているのは、自分なんだと気づきつつも、なんとか自分に言い訳を作り言い聞かす。そんな感じ。

僕自身も何度も自分で可能性を狭めそうになりつつ、もがきながら今あこがれていた広告という仕事に携わっている。

就職活動の時に一つの広告に魅せられ、言葉ひとつで人の気持ちを動かすことができる広告ってカッコいい!いつか自分で手掛けた広告で一人でも多くの人の挑戦しようという気持ちをそっと背中を押せるような、そんな広告を作りたいと思い、広告会社を志した。

ちなみに、そのきっかけとなった広告が2011年にデビューした東北新幹線はやぶさの広告。ちなみに岩手出身もあって、親近感が湧いたのかも。笑

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引用https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.pinterest.jp/amp/pin/556194622728498193/%3Fusqp%3Dmq331AQUKAGYAYHwr9-IsPOyoQGwASDYAQE%253D


その広告の中にあった

MADE IN DREAM.

というキャッチコピー。

東京で就職活動をしていて、面接で落ちまくって自信喪失している中、山手線のドア横広告でたまたま見かけたのを今でも鮮明に覚えている。学生だった頃の自分にとっては、いろいろな人の夢からできた新幹線ってステキだなと思った。

結構単純な性格なので。笑


夢をカタチにすることはなかなか難しいことだけど、夢をしっかりと実現するためにやれることをやりきる。そんなことを自分自身がちゃんとやれてるのだろうか?と自分に問う機会にもなった。まだまだやれるんじゃないか。諦めずにやれることをやり切ろうと思い、もう一踏ん張り頑張れたことを覚えている。

そんなこんなで今広告会社で営業をしているが、今回の言葉の企画2020に参加したのも、当時抱いた自分で手掛けた広告で人の気持ちを動かしたい、挑戦する人を応援できるような一歩踏み出す勇気を与えられるようなことがしたいという夢なのか、目標なのかを持ち続けていたからだろう。

言葉によって、人の心を動かせること、企画することで世の中の新たな習慣を作っていけること。少しでも自分のやりたいことにつなげていけるために頑張ろうと思い、挑戦したのが今回の言葉の企画2020。

前置きは長くなったが、先日第2回の言葉の企画2020が開催され、事前課題としてゴールデンタイムに親子で見たくなるテレビ番組の企画を考えるということ。

当日の特別講師はテレビ朝日のあざとくて何が悪いの?などを手掛けている芦田太郎さん。

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引用https://www.tv-asahi.co.jp/azatokute/

普遍的な面白さ、みんなが面白いと思えるものかどうかを見極められ、企画にできる。ほんとに話聞いていて刺激が多かった。特に、企画を考える上で今の時代のニーズをおさえられているか、またクライアントを理解することに相当なインプットをされているのだと感じた。

僕自身も営業をする中でエンドユーザーの高校生とクライアントの大学。両者のニーズをしっかり理解することを念頭に置いて仕事はしていたが、やはり企画を考える上でこの準備期間にどれだけ時間を費やせられるかが大きいのだと改めて感じた。

アイデアは既存×既存で生まれるものだと思っているから、どれだけ引き出しを持てるかが大事であり、いかに抽象と具体の往復を大きくかつスピードもってできるか。アナロジー思考を心がけてはいるが、まだまだやれることは多分にあると痛感した。

講義の中で特に印象に残った言葉が、

自分のやりたいことをやるための助走期間

という言葉。

芦田さんは、面白いバラエティ番組を作りたいという夢がある中でAD時代ほとんど休みなく仕事をしていたらしい。ほんとすごい。。。

そんな中でも耐え切れてやり切れたのは、その夢を実現するために必要な助走期間だと思って、ひとつ一つの仕事が将来何かのためになると思ってやっていたからだとか。

何て前向きなんだろうと思ったのと同時にやはりやりたいことをやるためにはとことんやらなきゃいけないんだなと感じた。

自分で手掛けた広告で人の気持ちを動かしたい、挑戦する人を応援できるような一歩踏み出す勇気を与えられるようなことがしたいという夢

自分の夢、目標に向かって頑張ろうと挑戦した言葉の企画2020。

まだまだやれることはあるし、やり切れていないと思っているから後悔のないようとことんやってやろうと再決意できた回であった。

最後に自分の好きなコピー?言葉を載せて締めたいと思う。

冒頭の小さい頃の夢であったプロ野球選手になる。今は違う夢に変わったけど、やっぱり当時憧れたメジャーの茂野吾郎のこの言葉は忘れずに持っていたいと思う。

「できるかできないかじゃねえよ。男なら、やるかやらねえかのどっちかしかねえだろが。」 

引用https://mangapedia.com/gd/kzs1uajrm


なんかくさいけど、でも本質をついてる言葉。

できるかどうかではなく、やりたいからやる!そういう気持ちをわすれずに頑張っていこうと思う。




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