見出し画像

チームの原動力とは?

「お前は絶対やりたいはずだろ!そんなのやらなきゃダメなんだよ!諦められるわけがないだろう」

チームとは何か?チームで考える企画とは何か?を考える30歳の夏だった。

まずは何か一つのことに向かって一緒に汗かいた企画生のみなさんに感謝をしたい。一人ひとりの貴重な時間をもらい考えた時間は、昔の文化祭の出し物を考える時に似たような、利害関係など一切なく、純粋にどんなことをしたらみんなは喜んでくれるのだろうか、自分たちは何をしたいのか、とことん考える、そんな良い汗がかける心地よさを感じた。(といいながら、文化祭で出し物を考えた経験はないので、イメージでしかないけど。笑)

ちなみにだが、いちからチームを作り、何かに向かって進んでいくこの感じが自分の世代としては、ウォーターボーイズを想起させる。共感してくれる人はいるのかな?笑

冒頭のセリフも、ウォーターボーイズの勘九郎が水泳部を辞めてタテノリにもう関わらないでくれと言うシーンである。まずは自分が何をやりたいのかその想いがないと意味がないと改めて感じるセリフだ。

自分のやりたいこと、自分だからこそやれること。その熱量に共鳴し、ともに走ってくれる仲間がいることが何よりも幸せなことだと感じる。

今回の企画作りにおいても、そこを1番大事にしたところだった。ランダムに選ばれたチームでの企画作りはまずお互いを知るところからのスタートだった。その中でみんなは何をやりたいのか、共通点は何かを探っていく。

最初から打ち合わせもうまくいくこともなく、あーだこーだと話している中で、ふとみんなの考えが一致した部分。

お互い人見知りだけど誰よりも人とつながりたいっていう想いは一緒だということ。すぐに仲良くなれるというより、コンスープのようなじっくりコトコト時間をかけて関係を作っていく方が得意。

そんな共通点があるチームだったからこそ、自分たちだからこそやれる企画、やりたい企画があるはずだと一気に話が進んでいった。

もっとみんなと関わりたい、ずっと繋がっていられる機会を企画としよう。

だからこそ、待ち合わせの日に合わせた対面の企画にこだわったのだと思う。あとは、性格的にみんなをリードしていくような性格の集まりではなかったからこそ、みんなの力も借りながらというある意味自信のなさ部分も企画に反映していたところは、らしさがあったなと振り返ると感じる部分である。

企画としては、もしかしたら強いコンテンツがなかったのかなという点と、企画を立てる上で忘れてはいけない相手にかかる負荷の部分がもう少し考慮できていればよかったのかなと反省する部分はあるが、やれることをやり切ったという達成感はある。

今回改めて考えさせられたのは、チームとは同じゴールに向かう理由が持てるかどうかが大事であると感じた。誰かの一方的なやりたいに乗っかるではなく、一人ひとりの何を実現したいのかを握り合うこと。それは施策といった枝葉の話でなく、企画を通してどういった状態にしたいのかといったコアを作ること。その上でお互いを尊重しあえる関係を作ること。ここでいう尊重しあえるというのは気を遣ってではなく、ゴールに向かうために必要なことであれば言い合える関係のこと。意見がぶつかることがいけないわけでもない。

きっとウォーターボーイズの彼らたちも一つひとつの個人の目的はバラバラだったとは思うが、(モテたいとか痩せたいとかたしか色々あったはず)その大上段にある一生に一度しかない高校生活の中でこいつらとシンクロをやりたい!を思う気持ちは一緒だったはず。いろいろな困難が目の前に立ちはだかる中で乗り越えるたびに強まる一体感はチームだからこそ味わえる格別の味だと思う。

コンスープ♾だからこそできる企画、やりたい企画をしっかり練り直して実現に向けた進んでいこうと思う。

企画を実現するにあたり、ほかの皆さんのお力もお借りすることになると思うのでそこは是非コンスープ♾の想いに共感し、一緒にやってもいいよという声を上げてくれる人がいてくれたら嬉しいなと思う。

ウォーターボーイズのように最後にみんなでの一体感が作れるように。

最初は難しいかなと少し自信なさげに考えていたとしてもやってやっぱりよかったねと言える日を迎えるようにしたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?