相手に伝わるように考えることは、実は自分本位なのかもしれない。

今年の春はコロナによってあっという間に過ぎ去り、夏本番を迎える今日この頃。

新たな出会いもなく、思い切った挑戦ができなく、在宅勤務をしている中で出会った阿部広太郎さんの『言葉の企画2020』。

もしかしたら、在宅勤務だったからこそ、出会えたのかもしれない。

数日後、想いのこもった阿部広太郎さんからのラブレターが届いた。

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この心遣いが、ぼくの心を大きく動かす。

やはり、人の心を動かすのはいつも相手にどうしたら喜んでもらえるのかという相手視点だなとつくづく感じた。

そんな中で取り組んだ事前課題の自己紹介PR作り。自分は何者なのかを考え、どうしたら興味を持ってもらい、伝わるのかを意識して取り組んでみた。

みんなにきちんと伝わるかなというソワソワとドキドキが入り混じる感情。いよいよ、第1回目がスタート。オンライン上で100人近くの同期と顔を合わせる。

課題の講評の中で愕然とした自分の自己紹介に1票も入っていない事実。とても悔しかった。

阿部広太郎さんが講評していく中で1番痛切に感じたのは、相手がどんな人かを想像してみたかどうかということ。いつのまにか自分は何者かということを伝えようが強くなっていたことに気づく。

同期一人ひとりの作品を目にすることで、より鮮明に感じる、いかに相手の立場に立って伝わるかを意識しているかを。

自分を伝えようと思って相手に伝わる意識で作っていたが、それこそが自分本位であったと気づく。

この自己紹介を見る人たちはどんな人たちなのだろうか。そこに思いを馳せ、相手のことを考えていくことがいかに大切なのかを改めて学ばせてもらった。

相手の立場に立つということは、意外と難しい。ただ、相手に興味を持ち、どんな人なのか、どんなことを考えているのかを考えることで自分を知ってもらうために伝わるやり方というものが見えてくるのだと感じた。

気づきの多い第1回だったが、ここで得たことをしっかりと実生活、仕事に生かしていきたいと思う。




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