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置かれた場所で咲く

自分だけのこの経験を記録しよう。そして、もしかしたら、誰かの力になれるかもしれない、もしかしたら。

マルタにきて2カ月ちょっとが経過した。思っていた生活とはかけ離れている生活を今はしている。ものすごく。これはすさまじい経験と言っていいだろう。

ゴゾ島に住んでます

まず初めにマルタ本島のチームで約2カ月プレーをした。が、色んな理由(話すと相当長いので割愛)でそこではプレーできず。

今週の月曜日に、Facebookで知らない人から連絡がきた。ゴゾ島のクラブのマネージャーからだった。「今からゴゾ島へ来い」と。「タクシー手配するから船乗って来い」と。ゴゾ島?どこだ?笑※ゴゾ島はマルタ本島から船で30分ぐらいで着く場所。

思わず笑ってしまったが、選択肢は1択。”Yes”「月曜から木曜まで練習に参加してそこで良かったらゴゾ島へ」と。

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どんな状況でも楽しむ、落ち込んでる時間はない

最初の2カ月は何かもどかしいものがあった。練習試合に出ていたけどいろんな理由で試合には出れず。周りには出ている日本人もいる。んーいつ試合に出れるのだろう。

いかに楽しめるか、逆境を

毎日の練習をとにかく100%以上で。ただそれだけ。周り見てもやれる自信はあった。練習でアピールすれば試合に出れるかもしれない。だからやるしかなかった。

自分が解決できないことを考えても意味がない。暗闇を進んでいるような感覚。もどかしい、先が見えない、だけど今できること、この状況でできることを最大限やるだけ。この暗闇は必ず終わりがくる。光が見える。そう信じて、突き進む。この状況を楽しんでみる。そんなマインドを持ってみる。

必ず光は見える

フェリーに乗ってやってきた。月曜練習、火曜休み、水曜練習。ここでアピールするしかない。全員が初めましてで名前もわからない。言葉も少しだけ。しかし、限られた時間の中で自分をだす。ただそれだけ。できなかったら、それまで。

水曜の練習後に監督から”Ok”と。

マルタ本島にいたチームよりレベルは高い。監督、練習内容、練習強度、グランド、すべてにおいて。

なんと2日でつかみ取った。そして、”土曜試合あるからでるよ”と。まだチームの練習に参加して2日。3日後に試合。練習試合ではない。リーグ戦。すさまじいけど、この上ないチャンス。

怒涛の5日間ぐらいのできごと。住む場所も変わり1人だったのが、ブラジル人、コロンビア人、コロンビア人の妻、子どものシェアハウス。

自分でも状況の理解に追いついてない、けど楽しい。こんな経験はきっとできない。

スタートライン

ようやくと言っていいのかもしれない。マルタにきて、2カ月ちょっと。あっという間だけど、長い長い道のりだった気がする。

一喜一憂はできない。試合にでるのが目標じゃなく、試合に出て活躍しないと意味がない。求められるのは結果。だから、試合で証明する。がむしゃらに。まだまだこれから。

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※りょうたではなくわたなべ、キーパーではなくフィールドプレーヤーです。21番は小学4年生の時に1度着た気がする。

”楽しむ”

人生何があるかわからないけど、楽しんだ方がいいのかなと。もちろん、思うようにいかないともどかしい気持ちになる。それはそれ。できることをやる。落ち込む暇はない。時間がもったいない。いかに楽しいと思えるか。ネガティブになってずっと落ち込んでいるよりこれはいい経験だと思って楽しく思える方がなんかいいなーって。

”自分の置かれた環境、場所で自分なりの花を咲かす”それがその人にしかできない人生だと思うし、なんか素敵だなと思います。

※「置かれた場所で咲きなさい」という本があります。自分の好きな本です。おすすめです。









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