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緊張と興奮

海外で初め試合に出た経験を振り返ってみたいと思う。やっぱり何事も初めてというのは特別な気がするので。もちろん毎試合が大事です。鮮明なうちに、記しておこう。


新しいチームに合流して6日目。気づいたら、リーグ戦に出場することに。あっという間の出来事に、少し驚いているが。練習試合ではない。

チームは8チーム中2位。1位と勝ち点は同じ。要は負けられない。


”なんとしても結果を残さないと、やってやるぞ”

Game time

初めての試合、初めてのグラウンド、初めての感覚。全てにおいて。

もちろん、楽しみ。ようやく試合ができる。これを望んでいた。これを。


それ以上に心拍数が上がり続ける。どんどん早くなる。どんどんと。

あれ、”緊張してるのかな”

言い聞かせる、楽しんでみよう、気楽にと。


パッと見だけど、100人以上の観客。そして声援に応援。

試合前、目をつぶって、数回の深呼吸。よし、いくぞ。

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答えは簡単

”言語も流暢に話せない、違う国のやつ。お前に何ができるのか”

チームに関わる人、コーチ、監督、チームメイト全ての人に、

この言葉を言われてるような感覚。毎日常に。

日本では絶対に感じられない、目に見えない圧倒的圧力。

その重圧に負けないように日々証明する。自分の価値を。


この答えは簡単、”結果がすべて”

だから、120%以上の力をだすだけ。試合で点を取る。いいプレーをする。

いたってシンプル。


盛大な拍手

結果は2-0で勝つことができた。

そして、1点目PKのアシストとなるパスを出すことができた。

初めての試合、85分までプレーして交代した。


スタンドから温かい拍手。

”少し認められたのかな”

もちろん試合でミスがあったし、まだまだ納得はしていない。むしろ改善しないと。まだまだ。

練習場にあるバーに到着すると、”よかったぞ”と。

”少し認められた”

声をかけてくれる人が多かった。素直に嬉しい。

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人事を尽くして天命を待つ

まだまだスタートラインに立っただけ。

でも、本当に本当に大きな前進だと思う。

もうすでにマルタにきて2カ月が経っているから。


初めての海外の試合。めちゃくちゃ緊張した。

でも、いい緊張だった。

緊張を力に変えられた。

やっぱり、楽しかったの一言。それに尽きると思います。


うまくいかないことの方が多いです。

グラウンドが悪い、味方のパスが悪い、何を言ってるかわからない。

ベクトルは他人や外に向けるのではなく、常に自分に。

今ある環境で自分の最大出力を。

言い訳や文句を言う時間があれば、身体をまず動かす、次に成功できるように。

人事を尽くそう、たとえどんな状況でも。常に!

あとは、純粋に楽しむ何事も!

そんな感じで海外で初めての試合を終えました。





















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