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振り返りに時間を割く(ニーバーの祈り)

2020年の振り返りをしています。もう年が明けて10日も立つのにまだそんなことしているの?と突っ込まれそうですが、

今は行動を取ることより、振り返りの時間こそ成長のエッセンスがある気がして、いつも以上に時間かけちゃってます。

皆さんは振り返りに普段どれくらい時間かけますか?

PDCAでいうならば、Checkだけど、意外と軽視しがちなんかなと思う。

理由は、目標に向かっていく過程に、振り返り作業はなんとなく自然に行われるもんで、わざわざ時間をかけて向き合う必要はないと思っているからかもしれない。

それに、そもそも自分が勝手に立てた2020年のプライベートゴールだから、達成しなくても致命的ではない。
会社と違って求められている成果はないから、同じこと過ちをしてもいいやって思っているかもしれない。

そうやって自分に甘えることもあると思う。

だけどよく考えたら、過度なプレッシャーをかけるほどではないが、そのくらいプライベートのゴールは長期的には絶対大事なはずだ。

そんなわけで上手くいかなかったことだけを抜き出して振り返りを入念に行わないことが多い。これを重ねていくと、何年たっても全く成長していない自分に気付く。ここで問題は2つ:

同じ失敗を繰り返す
浅い分析から得た改善をしても、根幹をつかめていないと必然的に同じ結果となる

セルフアウェアネス(自己認識)が上がらない
せっかく失敗したのに自分について学べる機会を逃している(逃していることに気付いていない)

比較的、向上心の高い人にとっては、これは結構致命的だと思う。だからこそCheckの質は大事になってくると思う。

自分の場合は「なぜ」と「何のために」の質問を自問自答することがカギだったりします。

だけどきっと大事なのは振り返りのやり方ではなく、ここに時間をきちんと割いて、学びを取り入れること。それは手段を問わない。

せっかくアクションを起こして達成/失敗したんだから、自分と向き合って、
失敗の根幹を自分に紐づけて、自分について学ぶ(セルフアウェアネスを上げる)ほど大事なものはないと思う。

ニーバーの祈り

ちなみに僕はニーバーの祈りをまずベースに置いて、振り返りをしています。

God, give us grace to accept with serenity
the things that cannot be changed,
Courage to change the things
which should be changed,
and the Wisdom to distinguish
the one from the other.

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。

神学は全く詳しくないけど、参考にしています。だいぶすっきりするんです。

行動をすぐ取るのも確かに大事。動き出すことでしか見えてこないものもあるのも分かっている。だけど、学びの種は振り返りにあると感じました。



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