映画『エクストリーム・ジョブ』をみる
いやいや、久しぶりの痛快アクションコメディでした。
直近みた韓国映画は『オアシス』『ペパーミントキャンディー』と、シリアスな内容だった。とくにオアシスは衝撃的であとあと引きずる感じの傑作。
今回のエクストリーム・ジョブはきちんとアクションしてコメディを楽しめるカラッとして痛快な作品でした。
ややバイオレンス度は高め。もうすこし流血は減らしてもいい気はする。
エクストリームジョブ、映画の作りがもう、一寸のスキもないくらいきちんと作り込まれていた。
一言もワンシーンも無駄がない。
あまりにきちんと作られていて工業製品ライクな作品に感じられた。いい意味で。
ただあまりに無駄がなさすぎて、抜け感がないというか。
コミカルで面白いんだけど、ピンとした緊張感があって安心してみてられるけどゆったりと寛げはない感じ。
ワンシーンでだらだらだらだらアドリブで引っ張って内輪だけで楽しんでそうで低予算なものより、断然にこっちの映画が好きです。
韓国映画のクオリティが高すぎて、韓国映画が大人気なのも必然ですね。
世界中の誰がみても楽しめるように作られている気がする。世界戦略すご。
一方で、日本の作品って日本で有名な俳優さんがでて日本人向けに作られているものが多いようにも感じる。
それが悪いんではなく、ガラパゴスしていて、他の国にはない何かが生まれる土壌がありそう。
でも失敗できなくて漫画原作の作品ばかりってのも残念で、世界目指してガツンとお金かかった作品もみてみたい。
エクストリーム・ジョブの後、とある邦画をみたんだけど、ベテランの俳優が数人でてて、あとはひたすら京都を舞台にした展開で、タブーを扱ったテーマではあるんだけど匂わせで終わっていて、わかるでしょ、主人公やまわりの人物の心情、って直接的な表現なしでエンドロール。
もうこういう作品って、流行らない気がする。
エクストリームジョブ、めちゃくちゃ面白いなとプライムビデオのレビューみたら1000超え。
めちゃくちゃ人気じゃないですか。
監督イ・ビョンホン。あのイ・ビョンホンですか。
といろいろ華やかな作品。
noteでレビューを書かれている方がいたからみれました。
これはみて正解でした。