見出し画像

「プレーアカデミーwith大坂なおみ」のこと

今シーズン大和シルフィードでは、ナイキ、ローレウス・スポーツ・フォーグッド財団(以下、ローレウス財団)と大坂なおみ選手が取り組むプログラム「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」からの助成を受けて、「Girls Empowerment Project」という主に10代以下の女の子や男の子に向けたプログラムを実施します。
今シーズンに日本国内で新たに助成を受けるのは、大和シルフィードのみです。

そもそもの始まりは、2020年の終わり頃からスタートした神奈川県SDGs社会的インパクト実証事業の中で組み上げたロジックモデルにおいて、
・女性アスリートの心身の健康
・働く女性のヘルスケア
・10代女性のスポーツ実施率
の3点を主なインパクト指標においたところから、繋がっています。

ですので、「Girls Empowerment Project」で対象とするのは、もちろんスポーツやサッカーが大好きな子どもたちも入っていますが、それと同じくらい、「スポーツをやめてしまった子」、「スポーツが嫌いになってしまった子」、「スポーツを始めるためのハードルがある子」などに集まってもらいたいと考えて募集を進めています。

プログラムは各グループともに3日間構成で(3日目はなんと!日産スタジアムの芝生の上で実施です!)、スポーツへの好意度を獲得、もしくは回復させながらも、大和シルフィードの選手たちとのワークショップを通じて、自己効力感を高めること、そして自分の将来に対する自信や期待を高めること、参加者全員がボールを追いかけることを楽しむこと、などを実現します。

プログラムをメインで運営するのは大和シルフィードの選手たちなのですが、コアとなる選手たちは、すでに2月ごろから研修を重ねてきており、フューチャーセッションズ上井さんの熱いサポートのもと、ファシリテーションや実際のプログラム内容について、対話や議論を進めているところです。

子どもたちのためのプログラムでありながらも、そこで出会う選手たち自身も、大きな成長のきっかけとしてもらいながら、社会的影響力や発信力を身につけていってもらいたいと思っています。

そんな「Girls Empowerment Project」ですが、すでに募集は締め切っているのですが、実は中学生グループと、小学生高学年グループはまだ少しの枠が残っていますので、もしお子さんや友人などでご興味お持ちの方がいましたら、大多和までご連絡ください。

ローレウスのサポートを受けて、セーフガーディングポリシーの策定や、指標作りなど、クラブとしても日々成長させて頂いているところです。

本番が楽しみです!

(プロの女子サッカークラブって、どうやってつくればいいんだろう。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?