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戸山祭映画技術 1章 はじめに

技術編について

戸山祭映画技術編。ここでは、戸山祭の映画製作に必要な映画スキルの解説をしていきます。例えば、「映像」「音響」「撮影」「編集」などの具体的な技法や思考についての説明が中心になると思います。ただ、今回は映画技術の背景や前提をお話していこうと思います。

そもそも映画とは

映画とはなんでしょう?

フィルムに連続的に写しとった映像を、映写機でスクリーンに映し出し、目の残像現象を利用して形や連続した動きを再現するもの。古くは活動写真といった。シネマ。キネマ。ムービー。

元々は映像という発明に過ぎなかったのですが、時代が進んでいくとメディア媒体、芸術として大成していき、小説や絵同様に「意図」「メッセージ」を散りばめたものになっていきます。時には娯楽として。時には戦意高揚のために使われたり、映画を通して社会へ問いかけをしたり。そうやって見る人に何かを「伝える」ために工夫を重ねる中で「モンタージュ理論」であったり「フレーミング」という概念や技術が生まれてきました。(かなり背景すっ飛ばした説明だし、誰かに教わった訳では無いので適当なのはご容赦を)

要するに映画は「伝える」こと中心に物事や思考は回るし、「何を伝えるか」という中身が戸山祭においては「問題提起」であるわけです。だから、「問題提起」を「伝える」ことは大事にして欲しいし、映画の根幹になってくると思います。そして伝えるための技術が映画技術となることを頭に置いておいてください。
こういう当たり前で基本的なところは1度揃えておきましょう。当たり前のことこそ共通認識が必要です。

問題提起と技術があれば一応映画は出来るんですが、映画は人が作るものですから良い環境や状況を整備してあげるために様々な知識が必要です。組織運営、段取り等…ただその他の話は別編にて。技術編は上の図にあたる技術の話をします。

映画技術を解体してみる

映画技術は多岐にわたります。そしてそれぞれの技術は映画の中で相乗効果を生み出します。しかし多岐にわたる映画技術を一度整理しておきたいので、解体してみましょう!ちなみに今後の記事の分け方もここで決めておきます。

☆音の要素(聴覚)
録音+素材+映像を組みあわせて聴覚に訴える。

・音響の基礎編
・現場の録音による音源編
・素材による音源編
☆映像の要素(視覚)
映像と言っても幅広いので、制作手順ごとにまとめましょう。映像によって視覚に訴えます。視覚は人が五感から拾う情報の8割を占めてるらしいです。
・基本的な撮影知識編
・構図編(主に絵コンテ)
・カメラワーク編(主に撮影)
・編集の力編(主に編集)
・映像の「意図」実技編(まとめ記事)
☆ストーリーの要素
・詳しくないのでこの記事にマルナゲドン(ありがとう友よ。)↓↓↓
☆+α(感情)
これはくそ言語化が難しいけど、誰しもが感じる高揚感とか、セオリーをこえた感動とか…
・セオリーを超えた感動編

あひゃー大変だこれは。あと9つ記事書かねえといけないんか。まあぼちぼち頑張りますか…。

もちろん映画というのは確固たる輪郭は無いため、このわけ方が正しいかと言われたら微妙ですが、やはり文章で伝えなくてはならないのでこういうわけ方をさせてください。

各記事へのリンク

記事が出来次第リンクを貼っていきます。お楽しみに。


まとめ

映画は伝える芸術
だから、伝える技術が必要
つーわけでこれから紹介していきますよ

ぼちぼち頑張ります。

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