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今日から「教育」について、noteを始めます。

正確には"再開"ですが、前はnoteをただただ使ってみたくて、徒然と試しに書いてみたというのが正直なところでして、今回は継続してみようと思っています。

ですので、初回の今日は、このnoteがなんなのかを書きます。
書き手について、目的について、そして内容についてです。


誰が書くのか

というわけで、はじめまして、長谷川亮祐と申します。
今から1年半前、2018年10月から、高校生・大学生向けの対話型プログラム「1on1 college」を主催しています。僕自身が対話の相手(メンター)になって、学生たちがやりたいことを見つけ、夢中になり、将来へつなげるすべてのプロセスをサポート中です。
尚、学生とのコミュニケーションをもともとオンラインで実施していたので、コロナ下でも変わらずプログラムを運営しています。

そもそも「何それ?」 って感じかもしれませんが、近いのはコーチングやカウンセリングです。これまで80名強の学生に参加してもらい、だいたい1000時間くらいの1on1ミーティングをしてきたんだと思います(ざっくり)。

参加してる学生の興味・関心は当然ですがまちまちで、これまでスポーツ、絵画・造形・写真・音楽などのアート、デザイン、ソフトウェア開発、研究、事業開発、部活などのチーム運営、各種インターンシップ・ボランティア・アルバイト、留学・受験などをサポートしてきました。おかげでいろんなことに詳しくなってます。

最初はひょんなことから、東京・練馬にある東京学芸大附属国際中等教育学校(中高一貫校、通称ISS)の4年生(=高校1年生)向けに、「課題研究」といういわゆる探究学習の授業を担当させていただいたことでした。大学では翌年から、秋田にある国際教養大学(通称AIU)で導入していただき、他にも紹介などで少しずつ学生を募集してここまでやってきました。

ちなみにこれまで、仕事で学校教育に縁があったわけではありません。

■ インテリジェンス
(人材、現:パーソルキャリア):DODAの法人営業
■ 衆議院議員秘書:渉外担当
■ ポピンズ(保育園・ベビーシッター):経営企画・社長補佐
■ チームラボキッズ(デジタルアート):採用などの管理部門、新規事業PM

といった社会人生活を送ってきました。
1on1 college自体は、直前のチームラボキッズでの「採用」(というかおびただしい数の面接)と「教育事業の開発」での出来事が原体験になっています。

そして、1児(3歳)の父です。1歳から保育園に通っていますが休園中で、今も隣でぬり絵して、妻とけんかしています。学生時代は長らく民間の教育団体に所属していて、未就学・未就園児から大学生までの教育プログラムに、自分も参加しつつ企画・運営していました。
ほぼ東京・西荻窪育ちの1985年生まれの34歳です。


なんで書くのか

きっかけは、1on1 collegeでの学生との会話や、学生の変化や成長、僕の葛藤(切実なやつ)について、とても興味を持って聞いてくれる人がちょくちょくいたことでした。要はその人たちは、僕と同じことに興味を持っている人たちで、1on1 collegeの経験をシェアする価値があるんじゃないかと。

その人たちは、だいたいこんな方々でした。
■ 教員
■ コーチ/メンター
■ 親/保護者
■ 企業などの管理職
■ (学生)部活のキャプテンなど

誰かの成長を願い、それに日々頭を悩まし、時間を費やす。
広義の「教育者」。

もしこれらの方々に、自分たちの実践から得られた考察や、挑戦の軌跡が何か参考になったり、何か勇気づけられたりするのであれば、それは積極的に共有したいなと。
そしてもしよければ、質問や意見をもらいながら、事例を共有してもらいながら、お互いに発展できたら、こんな嬉しいことはないなと。

正直、表現力は不安です。どれくらいうまく伝えられるか全然わかりません。自信があるから始めるわけじゃないです。文章を書くことは、人並みにしかやったことありません。これは毎日書いて、腕を磨きます。そんな文章でも読んでいただければ、大変ありがたいです。
※表現力磨けて、アウトプットを通じて思考を発展させられるはずなので、そもそもやればよかったのかもです。

一方で、内容は「(広義の)教育者」にとっては関心を持っていただけると…信じています。というか、その価値を確かめたいです。
が、もちろん失敗もあります。申し訳なかったこともあります。すごい申し訳ないこと、たくさん覚えてます。なので、うまくいったことだけでなく、失敗こそ包み隠さずお伝えして、何かに役立ててもらえたら幸いです。


何を書くのか

前述の「(広義の)教育者」に読んでいただくことを念頭に置いて、基本的には以下のような内容を考えています。多くなるであろう順です。

[1. 「1on1 college」での実践と考察]
日常の高校生・大学生との1on1ミーティングでは、大抵、前回のミーティングから何か事件が起きていて、そしてミーティング中にいろんな事件が起きます。学生にとっての強烈な気づきもあれば、僕にとってのそれもあります。教育者としての挑戦が毎回あるのですが、たくさん成功して、失敗して、振り返って、次どうするか、そういうことも書きます。

[2. 今の高校生・大学生の様子]
いつの時代もそうですが、高校生・大学生年代は悩み多きものです。僕もそうでしたし、みなさんそうじゃないですか?
現代の学生たちが何に、どんな風に悩み、感じ、考えているか。その原因や解決策は。学校や保護者や塾などの課題活動を、あるいは新しい技術やSNSをどう捉えているか。どちらかというとアンケートでわかるようなことではなく、ひとりひとりの深層心理に触れる機会が多いので、そんなことを共有します。

[3. 日常の気づき]
学生との1on1ミーティング以外のイベントや、学校での講演などの機会、あるいは日々触れるものや子育ての中で、あとはニュースやトレンドについて、きっと人間の成長や学び、挑戦や変化に関することを綴ります。

[4. 「1on1 college」の価値観や手法]
僕の・僕らの価値観や手法を言語化します。併せて、今に至るまでの経緯ーこれまでにどんな経験をして、見たり学んだりして、何を感じて、話してきた結果こうなったかーをお話しします。

[5. 新たな挑戦の軌跡]
そもそも学生向けに「対話型プログラム」なるものを展開しようとしていることもですし、これからも(広義の)教育に関する挑戦をすると思います。それらの過程と結果での、成功と失敗(したくないけど)をリアルタイムでお伝えします。あたたかくお見守りいただいても、あたたかく野次を飛ばしていただいても嬉しいです。
※ちなみに「1on1 college」自体も、大抵の人に「やめておけ」と言われました。それで燃えたりする性格でもないですが。

最大限、詳細に・具体的に(個人情報以外を)書きます。
もし何かご希望あれば教えてもらえると嬉しいです。


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最初の最後に。
noteを始める(再開する)って、結構覚悟のいることだったんですが、後押ししたのは「コロナ」でした。影響の大小はありますが、今ちょっと大変な「(広義の)教育者」と、その先にいる「被教育者」にとって、何かプラスになれるように精進します。

もしよければこれからも読んでください。ありがとうございました。

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