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家・・・貰っちゃいました・・・(その1)

しょうもない記事をお読み頂き、誠に有難う御座います。
FCに乗れない高橋了介(たかはし りょうすけ)です。

FCに乗れないの件に関しては、一番最初の記事を参照して頂けますと幸いです。

地域おこし協力隊として、秋田県北秋田市に移住して早3年が経ちます。
3年・・・早かったです・・・協力隊として何もせず(業務は熟してましたが)にとうとう3年が経ってしまいました。

本日は、題名の通り、家を貰った経緯を思い出しながらつらつらと書いていこうと思います。

切っ掛け

人生、何をするにも「切っ掛け」が必要だったりします。
僕の場合、現在住んでいる家が協力隊の予算から出ていますので、任期終了後は自分で家を借りるか、買うかなのですが、移住したての時に阿仁合駅前の『阿仁合コミューン』の長谷川さんから「高橋さん、家探しているでしょ?一軒、紹介したい所があるので~♪」と連絡を頂きました。

※実は長谷川さんも移住者。先輩移住者です。普段はカメラマン、
動画制作、阿仁合コミューン、阿仁の本屋さんなどを経営しております。
眼鏡が似合うイケメンです!(ぐぬぬ)

紹介頂いた家

家に関してですが、僕は特に拘りとかは無く(笑)強いて言えば、子供達の学校が近い所を探しておりました。
紹介頂いた家も、小学校・中学校・保育園が近いので、ひとまず候補に。

しかし、ここからが運命になります(笑)

紹介頂いた家、実はマタギ発祥でもある根子集落の方、佐藤二郎さんの持ち家だったのです。
実際にお会いして、色々お話しをお聞きしました。
家は昔、マタギから熊の胆(熊胆)を買い取り、薬にして売り歩いてたとの事で、製薬会社をやっていたそうです。
しかも、当時のマタギの話もお聞きしまして、持ち主さんの思い出話に花が咲きました(笑)
根子集落の話や根子番楽も色々お聞きしたり、あっという間に2~3時間は経ったと思います。

※佐藤二郎(さとうにろう)さんは、一番最初に根子番楽を始めて、日本で初めて番楽を日比谷公会堂でお披露目した方です。元根子番楽保存会の会長さんでもあります。

僕はマタギになりたくて、横浜から移住したのですが、もう、運命を感じてしまい「こちらこそ、宜しくお願い致します!!」と、書類にサインと捺印をしました!!

貰ったは良いが・・

そうなんです。人生で初めて『家を貰った』ので、地元の司法書士さんにお世話になりました。
そりゃもう、一から色々お聞きしました・・・(滝汗)
書類に関しては一括、司法書士さんにお任せしました。
※手数料は掛かりますが、安心してお任せ出来ますし、それに割かれる時間も減りますし。
登記する家の住所が分かれば、後は司法書士さんが調べてくれます。
登記料は手数料込で10万円位でした・・・(涙)

実際に家を拝見しに行ってみた

夏位に実際に家を拝見しに行きました。
※その前には何度も家を確認しには行きましたが。
丁度、以前住まれていた方のご家族が、家の掃除をしに来られてまして、ご挨拶がてら、家の中も拝見させて頂きました。

家の作りは昭和そのもの感があり、直前まで住まれてたので、生活感ある感じでした。
水道は山の沢から引いているとの事で、年中、水は出しっぱなしとの事。
しかし、ボイラーが動くかは分からないそうで、出費は結構、嵩張ると思います。
トイレも汲み取り式ですが、珍しく、大小と別れているトイレでした。
二階もあるのですが、前住居者は足が悪くなってしまい、二階は使ってなかったと事でした。
屋根裏も見る事が出来て、「昔はここで『どぶろく』を作ってたのよー(笑)」なんてお話しもお聞き出来ました(笑)

貰った家はどうするの?

そうです。
貰った家、実は『民泊』にしようと計画中です。
阿仁合は通年通して観光客の方が来られる場所でもあります。
近くには『花の百名山・森吉山』や、ちょっと足を運ぶと『安の滝』『幸兵衛滝』等、自然が近い場所でもあります。
阿仁合駅の畔、阿仁川は鮎釣りで有名です。シーズンになると全国から鮎釣りの方々が訪れます。
冬は、阿仁スキー場でスキーも楽しめますし、良質のパウダースノーでインバウンドの方にも好評なスキー場です。上級者となれば、BC(バックカントリー)のスキー・スノーボードも楽しめる所です。
しかし、阿仁合での宿泊施設は2件のみで、内一軒は、身内の方が亡くなってしまい、廃業寸前です。

阿仁合は江戸時代の銅山から栄えた小さな町ですが、今では、観光客の方の外貨や地元の皆様で何とか続けられている部分もあります。
秋田内陸縦貫鉄道も観光客の目玉となっている所もあります。
しかし、昨今のコロナウィルスの影響で、観光客も来られず、ましてや、インバウンドの観光客の皆様も来ていない状態です。

そんな阿仁合を何とかして支えていきたいのです。

と、つらつらと書いて頂きました。
その1があるという事は、その2があるという事です。(笑)

その2はまたの機会にでも書かせて頂きます!

宜しければサポートの方、何卒、宜しくお願い致します!!m(__)m サポートの一部はくまくま園に寄付する予定です。