見出し画像

小児のリハビリで気をつけていること

おはようございます!ダウン症に特化した小児リハビリをしている理学療法士の胡崎亮介です。4児の父親で、次男がダウン症(小学校3年生)理学療法士という、リハビリの仕事をしています。ダウン症に特化した訪問看護ステーションを大阪府堺市で運営しています。

Noteでは、ダウン症に関すること育児に関することリハビリや仕事に関することを日々投稿していこうと思います。


「小児のリハビリで僕が気をつけている事」

について、いくつかあるのですがその中の1つを今回はお話していこうと思います。
リハビリの仕事の事に重なる内容になってます。


僕自身、リハビリの仕事をして早15年を過ぎたところですが
その中で色んな方から教えてもらったり
自分も経験しながら
できてきたルールがあります。


まず、僕たちは利用者さんから「先生」と呼ばれる存在です。本当にその呼ばれ方が正しいのかどうかは、一旦さておくとして。


実際、そう呼ばれ続ける事で
僕たちは「自分は先生」だという思いが自動的に強くなっていくことがあります。


ここで大事だなと思うことがあって
それが、「相手の為の」先生
あればいいのですが


「自分を守る為の」先生
の立場をとると
話が変わってきます。



要は先生の言う事は聞いてくださいって態度です。


僕たちの仕事は、利用者さんの希望や、不安に思うことに対して提供されるものです。
それに対して、利用者さんの声が届かない態度をとる先生。
それについてはホントに気をつけないといけないなと思っています。

勿論、先生の言うことを聞くことが、利用者さんの為になることもあります。
なので
その全てに対して言っているのではなくて
あくまで姿勢としてのお話です。


勿論その態度は、利用者さんに伝わっているだろうし、見抜かれているものだと思った方がいいと思っています。

そして、根本的に出てくる結果も違ってくると思います。


と言う自分も、そこに悩んでた事がありました。
利用者さんの為に!からスタートしているつもりが
自分が何とかしてあげるんだ!みたいな気持ちを持っていて、中々それに自分自身では気づかけずに、方向性が微妙にズレていく。

だから、この微妙なズレの修正ってすごく大事なことだと思います。


偉そうに話していますが
そこに関して教えてくれた周りの方々のおかげさまで。
そこは、僕にとって今も大事にしていることとして、日々のリハビリに取り組んでいます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?