私にとって初めての詩集【二十億光年の孤独】を読んで
皆さんは“詩”に興味はあるだろうか?
私は全く興味がなかった。
小学校では国語の教科書の初めのページには必ず載っていて
「これだけの文で1時間潰れるなら最高だな」
と大変失礼ながら思っていた。
そんな私が何故改めて“詩“を読もうと思ったのか?
それは
今この瞬間の感情に目を向けるため
今の自分なら“詩”から何か学べることがあるんじゃないのか?と思ったからである。
結果は
“詩”ってこんなに短い文章に感情や想いが込められていて、文章を読んでいるとその背景や空気感、さらに感覚まで共有される。
なんだか不思議な感覚…
と思った。
これは本気で“詩“と向き合えたからそう思えたと思う。
これから何度も読み返すことで新たな気づき、感覚を読み覚ましてくれると思う。
私がこの本で一番印象に残ったのは実は“詩“ではない。
谷川俊太郎の人生を語るパートである。
単純にこんな“詩“をかける人はどんな人生を送ってきたのだろうと気になったのもあると思う。
そのパートから一番心に残った言葉を1つ紹介しよう。
詩人は、詩を書きながら、常に詩を超えたものに渇いているものだ。むしろ、その渇きの故にこそ、詩人は詩を描くのかもしれぬ。
この“渇き”はすべての人間に備わっていると私は思う。
人は人生に説明のしようが無い“渇き”を満たすために“創作”をするのではないだろうか。
今まさに私も自身の“渇き”を潤してくれる存在を求めて生き続けているのかもしれない。
ではまた明日!
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