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こんにちは、りょすけです。

この一個前に投稿した「期待」

皆さん読んでいただけたでしょうか?

まだ読んでない方は是非読んでみて下さい。

今回は、「期待」の内容を説明しようかなと思います。

実際、内容説明をするのってなんか違うかなとも感じたのですが、僕は小説家でも、エッセイストでもないので、いいかなと思いまして。


あー、このままじゃダメだ。①

何にも集中できない。②

分かってる、今動く必要があることは重々承知してる。①

気晴らしに何かしたい。②

でも、雨だ。曇りだ。①

なんで、晴れなんだ。②

とびっきり面白いテレビがあればいいのに。①

太陽が隠れて、涼しくなればいいのに。②

どんなことに対しても、自分主義で動く。①

どんなことに対しても、適当な理由をつける。②

せっかくだから、好きな音楽聴こうかな。①

せっかくだから、好きな音楽聴こうかな。②

あー、ノイズがうるさい。①・②


ちょっと、番号(①・②)を振ってみました。

この中には、登場人物が二人いるんですよね。

ただ、これを一つの話として読んだだけでは、後半にある、

「せっかくだから、好きな音楽聴こうかな。」

を二回繰り返しているだけの文になってるんです。まぁ、強調という考えでもありますけどね。

ですが、この①だけ、②だけで読むと二人の物語もできあがります。

①は、行動のすべてを自分主義で考えている人

②は、行動のすべてをなんとか自分が逃げられる様に理由づけをする人

そして、最後には、「あー、ノイズがうるさい。」

このノイズという意味、雑音という意味でもありますが、

今回、「期待」というタイトルにもあるように、ノイズは期待を意味するものでもあります。

①と②の人物には、共通する文があって、

「せっかくだから、好きな音楽聴こうかな。」

「あー、ノイズがうるさい。」

これは、好きな音楽で気晴らしをするにも、ノイズによってかき消されていることを意味しています。

つまり、周囲から押し付けられる「期待」(=ノイズ)なんです。

なので、この二人は、常に周囲の期待を背負っているから、好きな音楽を聴いているときでも、期待に邪魔されていることを表していました。

今後も、このようなものを出していこうと思います。

期待はしないでください......



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