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005【読了】本と図書館の話

0.読書について


どれだけ忙しくても、毎月5冊程度の本を読むようにしています。それは「心の健康」のため。余裕がなくなったときの自分が大嫌いで、そんな自分を救ってくれるのが読書です。昔から意識して読書をする習慣はなかったのですが、無理やりにでも余裕を持つために、本の世界に入り込んでいます。今週は少し余裕があったので、無理やり二作を読了しました。

1.「密室黄金時代の殺人雪の館と六つのトリック」読了


鴨崎暖炉著のミステリー作品です。普段仲良くさせてもらっている司書さんからのおすすめ本でした。綾辻行人の「館シリーズ」を読んで以来、自分の読了本の8割はミステリーです。
作品自体は読了するまでに6つもの密室が出てきて、しっかりと読み込めばその解き方もすいさつできるような、ミステリー好きには堪らないものでした。そして、何より登場人物が分かりやすい。(少々やりすぎなところはあったけど)
満足度としては★★☆☆☆でしょうか。(司書さんと本の感想が話せたら、それだけで五つ星になるかもしれません。)

2.「紅蓮館の殺人」読了


阿津川辰海著のミステリー作品です。どうしても「館」とか「殺人」とタイトルにあると手に取ってしまう…。私の本棚は「館」と「殺人」ばかりです。
著者が同い年、ということで楽しみにしていた作品でした。登場人物も魅力的に描かれていて、ミステリー要素以外にも引き込まれる作品でした。さらに、著者が東大のミス研出身ということもあり、謎に対する伏線も秀逸でした。(書評を見るとあまり良くないものも多かったですが、私は好きですよ)
満足度としては★★★☆☆です。シリーズ次作の「蒼海館の殺人」も読み始めましたので、期待も込めての評価です。

3.山梨県立図書館


世間はお盆休みですが出かける予定もなかったので、今日は夏休みの宿題(仕事)を消化すべく県立図書館(通称:県図書)に終日引きこもっていました。
そこで感じたこと。それは「子どもが多い!」。以前来たときはサイレントルーム(個別自習室)が閉じられていましたが、本日は開かれていました。学生時代、塾には行かず、図書館で勉強していた私からすれば、こういう場所は大切にしてほしいと願っています。子どもたちに混ざって(?)1人で宿題をやっていました。高校生っぽい人が多かったですが、中には小中学生の姿も。夏休みに図書館で勉強。将来が楽しみになりました。2学期がはじまったら生徒に教えてあげたいと思います。

4.さいごに


普段から併読を習慣にしていますが、先月からはじめて同ジャンル(ミステリー)を併読しました。実直に後悔しています(笑)。やっぱりミステリーは一気読みして作品の世界に浸るのが至高だと思います。8月はもっとたくさんの本を読みます。心を落ち着けるために。心に火をつけるために。

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