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ふるえを表す振戦(シンセン)のセンは、何故「戦う」という漢字なのか?

集束超音波治療で本態性振戦(ほんたいせいしんせん)やパーキンソン病からくる震えを治す(改善する)装置を作っているInSightecという会社を調べてました。

「振戦」の「戦」は戦うの意ではなく,「おののく」という意味から来ており,戦々恐々という熟語もあります。「戦」か「顫」かには立ち入らないことにして,運動異常症としてのふるえには「震え」か「振るえ」のいずれが適切かを考えます。

震えと振るえ(福武敏夫) | 医学書院

そう言えば、この「振戦(しんせん)」という漢字、なんで2つ目が「戦う」なんだろうか?と気になり調べてみたら、戦うではなく「おののく」だったんですね。

【龍成メモ】

今回引用した医学書院のサイトにある「漢字から見る神経学」というコラム。他の回も面白そうです。

「神経」は「神気」の「神」と「経脉(脈の異字体)」の「経」を合わせて作られています。すなわち,「神経」には中枢神経と末梢神経ともが含まれているのです。

脳と神経(福武敏夫)| 医学書院

#振戦 #震える #パーキンソン病 #本態性振戦

iris VallejoによるPixabayからの画像

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