9/26 気になるニュース（レゴ脱石油断念、薬物依存症共通の脳ネットワーク）

レゴ社、石油を使わないレゴブロックへの移行を断念（FT)

World’s biggest toymaker says new material made from recycled bottles would have bigger carbon footprint  というFTのニュースから。

従来の石油を使用したレゴブロックから、環境への負荷が低い再生ポリエチレンテレフタレート（再生PET）を使用したレゴブロックへの移行を模索していました。

しかし、新しいレゴブロックを作る際には新しい生産設備が必要となり、結果として現在よりも二酸化炭素排出量が増加することが判明したため、移行を断念するとFinancial Times紙に語りました。

ニコチン、アルコール、コカイン、ヘロインなど、薬物を問わず現れる脳のネットワーク異常性

Addiction’s Common Ground: A Universal Brain Circuit Revealed という論文ニュースから。論文はnature mental healthに掲載されています。

ニコチン、アルコール、コカイン、ヘロインなど薬物の種類、また病変の位置にも関係なく一貫した脳ネットワークの異常性を発見。 144以上の研究データをメタ分析した結果。 この共通性を標的としたTMS（経頭蓋磁気刺激）のような治療法に道が拓ける可能性。

【龍成メモ】

日本だとアルコールはドラッグという認識はありませんが、The Lancetという医学誌でアルコールは、最も害がある（自分にも他人にも）ドラック第1位に輝いた実績があります。

アメリカでは年間5万人近い人が、長期に渡る過度な飲酒によって健康を害し死亡してます。

大麻も脳への悪影響が指摘されていますが、アルコールのような致死量は定義されておらず、米国の統計上も「大麻の過剰摂取による死亡」という項目もありません。

#脱石油 #レゴ #薬物依存 #マリファナ