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「NATO拡大は米国外交史上、最大の失敗の一つ」ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院 教授

NATOの拡大は米国外交史上最大の失敗の一つであり、ロシアに反射的な反西欧の意識を植え付け、現在の紛争の土台を築いたという点で重要な役割を果たしている

TOP of MIND ISSUE 106 | February 24, 2022| 7:14 PM EST

ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院のマイケル・マンデルバウム教授(米国外交政策)は、ゴールドマン・サックスのインタビューの中で上記のように語っています。

Enlargement of NATO | Wikipedia

「NATOの拡大」とは、軍事的な同盟であるNATO(北大西洋条約機構)の東方拡大、特に旧ソ連同盟国の東欧諸国やバルト三国への拡大を指します。上図において、色がついている国がNATO加盟国で、色の種類が加盟年度を表しています。

以下の図はソ連を盟主とした軍事同盟、ワルシャワ条約機構に属していた国を示しています。濃い赤や薄い赤がワルシャワ条約機構に加盟していた国です。

この赤い国々(ワルシャワ条約機構)と旧ソ連のバルト三国が、NATOに加盟したことで西側勢力(NATO)が東方に大きく拡大し、ロシアの脅威になったことが分かると思います。

北大西洋条約機構 | Wikipedia

#ロシア #プーチン #ウクライナ #ウクライナ危機 #NATO拡大 #アメリカ失政 #北大西洋条約機構 #ワルシャワ条約機構 #ゴールドマン・サックス

表紙の写真はMabelAmberさんです。

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