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ショートショート集、編んでます

基本的にnoteの小説はパソコンで書いていて、wordに書いたものをコピーしてnoteの本文に貼り付けて、その後、せっせと行間を広げたり狭めたりしたりする時に、一緒に誤字や誤用、表現のおかしい部分をチェックしています(ちなみにこういうエッセイとかは、最初からnoteの本文に直接打ち込んだりしています)。簡単な見直し程度のもので、内容を大きく変えることはほとんどありません。書いたそのままのテンションで見直しをしているから、どこが悪いかにも気付きにくくなっているのもあるでしょうし、そもそも書き終えたことでまず自惚れているので、目が曇っているのです(笑)

ということで、数日経って読み返したりすると、あぁ、ここをこうしておけば良かったな、なんて思うことは多々あり、投稿した時点では今の自分ではベストだと思っていたものに対して不満を覚えるようになってきます。とはいえその時点では自分の一番書きたかったものを書いているので、嫌いになる、というよりは、もっと(自分にとって)好きな作品に出来たのではないか。そんな悔しい思いなのかもしれません。


そんなこともあり、定期的に過去作品の改稿を始めたのですが、

(現時点、私が書いた作品の中でもっとも読まれている作品ですが、それ以上にこの作品を好きだと色んな方に言ってもらえて、私自身もとても好きになれたことが何よりも嬉しいです。改稿の経緯は後書きにも書きました。多分自分の作品の中でもっとも捻くれてないストレートな青春小説です)


(初期の特にホラーばかり書いていた頃の作品で、もっと長く書けば良かったなと思っていた作品。とにかく怖がらせたい、という想いを強く込めた追い掛けられ系ホラーです)


と二作品とも原型の作品よりも倍くらいの長さで、まったく別の作品になるくらい内容を変えたつもりなので、私自身としては前よりも好きになった、と満足しているのですが、前のほうが好きだったというひともいるかもしれないので、オリジナル版として元々の作品も残しています。

でも改稿版とオリジナル版、両方を読み返して特に思うのが、オリジナル版にはオリジナル版の、あの時にしか書けなかった自分を見つけたりして、すこし気恥ずかしく、でもすこし過去の自分に微笑ましい気持ちになったりもします。

過去の作品の中で短めのものは、(全部ではありませんが)ショートショート集という形でまとめてますので、もし良かったら読んでくださると嬉しいです。この中には別の形として生まれ変わるものもあるかもしれませんが、それでもあの時の自分にしか書けなかった大切なものなので。

なんのことはありません。宣伝です(笑) (ちなみに敢えておすすめを選ぶとするなら、3巻と6巻かな……という感じです)

ちょっとした暇つぶしにでもなれたら、幸いです。そしてそうなれたら、とても喜びます。私が。

ちなみに最近、改稿を考えているのが、

この二作品です。一回作ったものを作り変えるのって、一から何かを作り出すのとは別種の楽しさがあります。みなさんも良かったら、ぜひぜひ~。