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なぜ99%のビジネスマンは議事録とネクストアクションを提示しないのか

前職時代、入社1日目に「会議にはアジェンダを共有し、議事録とネクストアクションの事後共有は必須」と習った僕からすれば、ありえない命題。

で、これの理由を考えてみた。ちょっと数学チックだが見てほしい。

99%のビジネスマンが議事録とネクストアクションを共有しない理由は、自分の腕に自信がないからだ。

自信=自身のビジネススキル(意思決定力、論理的思考力、情報収集能力、仮説構築力など)

で、自信がないということは、会議を「意思決定する」以外のことに使いたいのだ。

答えとしては、「意思決定しない」ことに確定する。


そうなれば、彼らは会議で「自信がないことを埋め合わせる」歯科なくなる。

で、何をするかというと、「意思決定する場ではなく、既知の情報(例えば前の会議で合意した内容)を再度バレないように共有し、自分はめっちゃ優秀で、深く知っているよこのプロジェクトに関して」

と示そうとする。

そうなると、「アジェンダ」は不要になり、

「議事録」は必要なくなり、「ネクストアクション」は存在しない。

というわけで、99%のビジネスマンは議事録とネクストアクションを提示しないのだ。

正直、コンサルの僕からすると「この人たち、今までどうやって仕事をしてきたんだ」と思うが、

大企業とは凄いもので、「99%のポンコツを機能させるインフラとセーフティネットが整備されている」のだ。

でも、だからこそ、99%の無能が作り上げられるのかもしれない。

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