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ニホンゴについて

最近、あらゆるサービスや商品の名前にカタカナ化した日本語が充てがわれることが多い気がする。「マクアケ」や「マジキリ」などなど。シンプルかつ分かりやすいと思う。

言うまでもなく、幕開けや間仕切りがルーツになっているのだろうが、カタカナ化或いはアルファベット化することで、海外進出を果たしても、 受け入れられやすい。

この前、会社の先輩から、中国には和製英語ならぬ「和製中国語」がたくさんあると聞いた。日本語が輸出され、漢字のルーツである中国で親しまれているらしい。

まるで、かつての日本の如く、原料を輸入して、高付加価値の製品を作り、輸出するという流れとそっくりだと思った。

日本の単語が世界中に広まって、流行した事例としては「モッタイナイ」が1番有名だろう。僕も 少年野球をやっていた頃、西武ドームで試合をした時に、電光掲示板に映ったワンガリマータイさんが連呼していたのを聞いたのを覚えている。

「モッタイナイ」は、勿体ない精神を世界中に広めるスローガンとなった。最近だと「カワイイ」なんかも似た感じだろうか。日本語の語感が受け入れられやすいのか知らないが、日本は単語輸出大国だと思う。

まだ広まっていないだけで、日本独自のニュアンスを持ちつつ語感の良い言葉は、きっといっぱいある。サービスや商材に付随するのか、日本的文化に付随するのかは分からないが、今後も単語の輸出には、密かに期待を寄せている。

「ニホンゴ」の力は無限大だ。

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