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石丸さんが進める都政でやれる、まだ語られていないこと(最前線の功労者を報いる)

さて、今回もまた、日本のどうしようもない変化を嫌う怠惰者が勝つのでしょうか。革命は起きるのでしょうか。

石丸さんの政策の中で、語られてはいないけど、とても重要でかつ、明確に手を述べる事ができる点がある、と思っています。そして、彼が都政に就いたらやるだろうと思えるものです。

それは、私の近いところから聞いた声。

「石丸が都知事になったら、重要だけども採算の取れない都税での活動は潰される」というもの。違うよ。多分。多分、ちがう。

医療、介護、リハビリ、ケア、保育、託児、その他、もろもろ。目に見えていないけど、ほぼ魂と目の前の惨劇を止めるためだけにやっている人たち。

そういう人たちほど採算が取れていません。セーフティネットのない日本で善意のこの人たちがセーフティネットを担っています。国や都が有耶無耶にしてるから。このロジックは、学校教育における先生の過負荷とほぼ同義です。

でも、これを削ることはしないはず。そんな魂で石丸さんは政治活動を訴えてないと理解しています。

*2024年07月04日20:20 追記

石丸氏は3つの公約とそれぞれの3つの軸の中で、福祉だろうと特定少数の利権には切り込んで集約する、という発言をしています。これは、もちろん、素晴らしい発言です。ばら撒きを抑止し、利権の構造にメスを入れる、という点で理に適っている。いや、これができないから大都市は停滞するのであって、言い切ることもスゴイけどやろうとする姿勢が凄い。で、本当にやりきっちゃったらもっと凄い、と思う。

ただ、この利権にメスをいれる、という発言・行動とは別に、本当に光を当て手を差し伸べるべき最前線で助けるべき人たちを助けている支援者そのものが切り捨てられたり、本来は価値を提供している最前線にこそ一極集中しなければいけないはずのリソースをなぜだか余計なところに分散するが故に、最前線の人材が人より何倍も働かなくてはならなかったりという惨劇が起きている、と思っているのですね。無能な為政者がやるとそうなります。

石丸さんがやり切れるのかどうか、は私にもわかりません。でも少なくとも、歯を食いばってセーフティネットの最前線にいる人、救急医療、消防、防災、防犯、介護、福祉などの人たちの「敵」ではないのではないか。

そういう思いがあり、たったあと数日しかないんだけど、補足をします。

ご本人のYoutubeの公約より確認して補足。

しかし、最前線の人たちにとっては、経済合理的な判断は、怖さともなります。だから、現状維持を望む力学が働く。

しかしこれは、石丸伸二さんご本人の政治スタンスや目指すべき政治の方向性とは明らかに違うはず。たくさんの動画を見て、本意ではないはずだと判断できます。

しかし、緊急性が高く、必要な施設・活動で今まで何度も制度や政策の犠牲になってきた徳の高い人たちほど、フレームが動くのは怖い。リスクだと捉えます。

これは、違う。ぜひ、ここにはむしろ光を当てるんだ、という発言を聞きたい。

私は直接、コンフリクトを起こして説得する勇気はない。でも、せめて、発信だけはできる。学生のレポート評価を夜中に回しても、今、これを書く必要があると思ってスマホで打ち込んでます。

乱文失礼。石丸さん本人に届くといいなぁ。



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