見出し画像

君の表情が心地いいのは、僕を見つけているからだよ

その瞬間に僕は死ぬのだけれど、

見つけてもらわなければ生きていなかった、

という思いを撫でて愛でて青く農村の暮れていく、

不特定多数送信して、

半笑いで問うていて逃げ腰、

今日もひとり月から隠れてる、

ねえ今日はあれがうまくいったね、

さあ明日はあれがうまくいくといいね、

うまく行きすぎて、

うまく行くことが、

全てどうでもよくなればいいのにね、

「またそれっぽいことがいいたくなったの?」、

そんな声が聞こえてきました、

耳を澄ましてまた一言、

壊れた笑いの放課後だったよ、

「え、放課後?」、

「また、放課後?」、

「今日もまたこんなことばっかりだね」、

笑われハッとして、

いやオレ書斎で日本酒飲んでるんだけど、

頭の中の少女に怒られた夕暮れ、

いつからか、

どうしようもなく少女が住んでいて、

二の腕あたりで、

はしゃいでいたりします、

しかし言葉というのは便利すぎるもので、

軽やかに、

ある、

と、

ない、

をつないてしまうのだ、

つなぎきっているかは、

いられているのかは、

あなたが決めてください、

お猪口までが美味しい夜に、

あなたの頬を抱かせてください、

そういう虚構でした、

どうしようもなく、

愛しています。



酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。