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いつかのための詩集

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どこかで酒と出会うための詩集。
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2019年11月の記事一覧

【詩】秋の端っこで

【詩】秋の端っこで

すききらいすききらいすき
みんな殴られまくった秋
河原の夢 散る紅葉
動くひとびと 止まる時間

葉が落ちる度ついえるものを歌うなら ラララ

はるばる時間を重ねてきた
学生街の端っこの河原 芋を煮る
あるいてる あるいてる
ふたりであるいてる ふたり

葉が落ちる度ついえるものを歌うなら ラララ

誰かがみている
また殴られてる
おどってる おどってる 
おどけてる ふたり 頭の中でぶん殴る

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