見出し画像

淡路夢舞台へ自然に包まれる事を受け入れる安藤忠雄建築と私たち-淡路島旅行記3-【大人の放課後22】


淡路夢舞台
自然に包まれる事を拒まず、根を張るように
どっしりと腰をおろした安藤建築に触れ、

木々の囁くような葉音と
花の一輪に目を向ける。



さらに、僕を誘うように
水音が耳に流れ込み、
そちらへと意識を向ける。

どうやらこの先では
建築物を利用するように水がゴウゴウと流れているようだ。



そして、多方面に意識を向けた先で辿り着く
“海の教会”
止まることなく歩き続けた
淡路夢舞台。その内容をどうぞ



1.旅行2日目、シーウィンド淡路→淡路夢舞台へ


朝食

朝8時アラームが鳴り起床する。
2度寝しないように、厚手の遮光カーテンを全て開け、
太陽の光を全身で浴びる。


眩しいけれども
1分くらいベッドに座りながら
ぼーっと太陽に身を向けていると
目が覚めてくる。


そして、着替えてから
朝食会場へ。

朝は…これが良いよね…(右見切れました)


そして・・お米・・・
ここから茶碗によそいました。


本日の観光日程や淡路夢舞台までの時間を確認しながら、
食べました。

ごちそうさまです・・!




その後部屋に戻り、
シャワーを浴びて、
財布とスマートフォン、ペットボトルの水だけ持って
ホテルを出発!



平日だったけれど
淡路島の海沿いに続いている
主要道路?が混んでいる。


島での移動は
基本的に海沿いルートを移動するのかな?
住んいる現地民は買い物とか大変そうだなぁ。
なんて思いながら車を走らせる。


2.淡路夢舞台へ

施設地下駐車場に車を停め、
駐車場を出て驚いた。


「淡路夢舞台広いな…!!」



これ1日で回り切れるのかな?
ってくらい施設が広い。


(画像載せれないので、公式のマップ参照)

(別タブで開くようにしてあります。)



例えになるのかどうか分からないけれども
田舎の超巨大イオンモールに行った時と同じくらいの感想です。
いやいや、1日で回り切れれるのかなぁ。って。


僕は、何処から行ってみようかと考えてみたのですが、


結論、


「行きたい所から行こう。」


と自分の中で勝手に考えがまとまり、
まずは、マップの中の単語で惹かれた
百段苑を目指します。




百段苑(階段状に並ぶ100個の花壇)


実際に淡路島旅行したのが
3月末だったのでお花が控えめ。

時期合わせて
旅行に行けば、


百段分の彩りを見ることができるはず!


凄くないですか?この眺め??



百段苑の
作りも面白くって、



花壇を歩いて1つ1つ見て周っていると
自分が今何処に居るのか、
場所が分からなくなります笑

その場に居た観光客の多くは
百段苑だけ見て戻って
凄いね〜って言って
別の場所へ行っていたけれども



ここは大人の放課後。他人が行かない
上へ続く道があると、
好奇心が止まらなくなる。



上へ登っていくと、
東屋発見!




海まで一望できる隠れ東屋発見


実は、この東屋のあるプロムナードガーデンと
百段苑はエリアが隣で繋がっており、、
淡路夢舞台でも高いところに位置しています。

(この上にあった展望台が一番高い?のかな?)




↑こちらの写真は、東屋の椅子に座った僕の視点です。

手前から順に、


施設の建築物や、
明石海峡公園
そして、大阪湾が見える。

曇りなのが非常に残念だ・・・。
晴れていたら、さぞ綺麗だったろうに。


ここで、小説を持参していた僕は
東屋を独占して
2.30分ほど読書していました。
開放感あって気持ちいい。

外で小説を読むの好きなんですよね。
部屋で籠って読んだり、
薄暗いカフェとかバーで読むのも好きだけれど

自然の中で本を読むのが
更に好きです。



野外劇場

読書を終え東屋を後にした僕は、
小高い丘を下り…


歩いている内に、

野外劇場へ到着。

ちなみに後で知ったのですが、
櫻坂46の「BAN」PVの撮影地として
この劇場が登場します。



↑(秒数で共有リンク挿入しているので、ここからの場面が野外劇場で撮影された場面です。)



何気なく、PV観ていたから
あ、ここだったんだ〜と驚いた。




昼食はサワラ丼:日本料理「あわみ」

awaji.grandnikko.com

あわみ テーブル&座敷|レストラン|グランドニッコー淡路【公式】

https://awaji.grandnikko.com/restaurant/awami/index.php

淡路島ならではの食材を豪快かつ繊細な日本料理でお楽しみいただけます。良質のおもてなしの中にも家庭的なくつろぎをご提供いたします。


お昼頃になり、
お腹も空いてきたので、
ご飯にしましょうか。

昨日、TOTOシーウィンド淡路のスタッフさんから
「サワラ美味しいですよ〜」
と教えていただいたのを思い出して、

Googleでサワラを食べれる場所を検索したら


淡路夢舞台内、ホテルクランドニッコー淡路内の
日本料理「あわみ」さんで提供していたので、
お店へと向かう。


店内は、静かで
落ち着いた雰囲気。
おお、これは、
ホテルグランドニッコー淡路に宿泊して、
夜食べにくるのもいいなぁ。と思いながら待つ。


食べた物:生さわら炙り茶漬け 2000円




サワラって、サバ科のお魚なんですね。

ゴマとの相性が良すぎる。


そして、不快な脂身はなく、
胡麻や薬味、ご飯と共に味わい、
舌を介して、胃へ運ばれるのが幸せすぎる。

通いたい・・・

週1くらいで食べたい・・・


途中から出汁をかけて
サワラ茶漬けにして食べました。
幸せすぎるよ淡路島・・・。





変な椅子発見

グランドニッコーのフロント周辺に
変わった形の椅子発見!

座ったらこのまま花びら閉じそうで
ちょっと怖い笑






3.淡路夢舞台公苑温室


ここからは、
淡路夢舞台内の温室に触れていきます。

ご飯を食べ


施設探索を再開します。
先ほど居た、野外劇場へ戻り、
そこから歩いていると

植物園がある。



リョウ

あ、これは
昨日ホテルのスタッフさんがオススメしてくれた
植物園だ!!

と思い出し。
せっかくなので入ってみることに。



入口に行って分かったんだけれども
植物園ではなく、温室なんだね


温室ってあまり行ったことがないな。と思いながら
受付を済ませる。

ちょっと話が逸れますが、
僕、東京都内の
新宿御苑が大好きなんですよ。



日本庭園、英国式庭園、芝生・・があって
よく、近くのサンドウィッチ屋さんで
早朝BLTサンドウィッチを買い、


芝生にシートを敷いて
本を読んでいた。



そんな新宿御苑にも温室があって、
中はジメジメしていて、
ジャングルに居るみたいだな〜と思いながら

定期的に通っていました。
冬は温かくていんだけれどね。
夏は暑い。


人生で行った温室も新宿御苑だけで
温室経験も少ないので、

ワクワクしながら
入口から温室へ続いている
エスカレーターへ歩を進める。


温室へ入る。




え、ん??






んんんん???



あれ、温室ってもっと地味なものではないのか???



植物が生い茂っていて
それぞれに職員さん手書きの
お花の紹介プレートがあって


日本で絶対に見ないだろ!!
という見た目の、大きな花があったり


変な色の実がなっている
木があったり

そんな、変な(いい意味で)植物大集合!
ってイメージだったけれども。


なんか、展示会みたいだ・・・。
植物の展示会みたいだ。。


これは面白い!!!そして綺麗!







4.海の教会(みどころ)

温室を満喫した僕は、
ホテルグランドニッコー淡路まで歩いて戻り、

次に、海の教会を目指すことにした。
まず写真見て欲しいのですが、

こちら

すごく綺麗。
教会とコンクリートの相性が良い。
そして、自然の光が照明のように差し込んでいる。


この教会に来て、僕は淡路夢舞台という場所が、

最初に語ったように施設全てが
自然に包まれる事を拒まず、

根を張るように
どっしりと腰をおろした安藤建築に触れながらも

木々の囁くような葉音と
花の一輪に目を向ける。


次に囁きかかけて来る
水音に意識を向けると

どうやらこの先では
建築物の構造を利用するように
カクカクと水が右へ左へ流れ、
ゴウゴウと上から下へと流れている。


そして、最後に海の境界で
光に意識を向ける。
太陽が大地にもたらす光を”実感”する

この場所は本当に自然を実感させてくれる
場所だなぁと思います。

本当に。





ここまで
大分歩いたし、
時間も経っているけれど
最後には、淡路島国営明石海峡公園を、最速で巡りました。


元気に遊ぶ子供たちを横目に
あーーー施設大きすぎるーーーー!
朝から来ればよかったーーーーーー!

とちょっと後悔。


もう疲れた状態で公園を最速で巡ったので
思い出は子供たちの元気な姿のみ。


次は晴れた時に行きたい。絶対!!
そしてグランドニッコー淡路に泊まる!




感想:淡路夢舞台で過ごす放課後は僕に〇〇を与えてくれた


淡路島旅行記2日目、
淡路夢舞台では

人とは、自分とは、どこまで行っても
然の中で生きているんだなぁ。

と実感する事ができました。


生きている、よりも、生かされている。
の表現の方が正しいかもしれない。

現地では
ずっと機内モードにして
調べ事以外は

スマートフォンはカメラ機能のみ。
SNSとかニュースとか通知とか全て見ないようにして

情報を遮断して過ごしてみた。



僕は、

  • 建築物を取り込もうとするようにスルスルと伸びた草木や

  • 私が主役だと言わんばかりの百段咲く花たち、

  • ゴウゴウ音を立てながら自己主張してくる、水流

  • 無言で、建築物の隙間から意志を伝えようと差し込む光。


がとても好きになった。
今や何でもYoutubeやTikTokがあれば
知れるこの時代で、


わざわざ旅行にお金と時間をかける意味はここにあると思う。


わざわざ旅行して無駄に東屋で本を読んでみたり、
無駄に写真撮ってみたり

この光の差し込み具合は
何か意味があるんじゃないか・・・と
考えてみたり。


冷静に考えると無駄な事でも
全てが大人の放課後には必要だと思う。


子供の頃に、
恐れも知らずに、
草原とか土手を駆け回ったり
川で魚捕まえたり、
帰り道遠回りして、ちょっとした冒険気分で友達と帰ったり、


そんな、理由の要らない
思考と好奇心を僕は一生持ち続けたい。



終わりのない放課後を。



まだまだ淡路島旅行記は続きます!!
さて、そろそろ淡路夢舞台を出発しますか!


また行くね!!
以上です!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?