見出し画像

ryoryo学基礎論9 - 非合理に愛を見つける

最近、BeRealにてアーティスティック前髪選手権を実施しています。参加希望者は下記より会場入りをお願いいたします。

俺は非合理な人生を送っている。

高校生のときは、大して金もないのに、もっと金のない友達に昼飯を奢っていたし

就活をしていたときは、深夜に車を走らせて当時の恋人を迎えに行っていたし

留年しそうなときは、雀荘で失神するまで麻雀を打っていたし

今この瞬間も、金にならないことを考えて、ほとんど見られることのない文章をスマホに打ち込んでいる。

なるべく自分が得をする行動をして、損をしない行動はしないのが合理的で、それは頭で重々承知だし、経験からも了解しているし、社会ではそうあることが賢いことだ。

金は参考書を買うために使うほうが、

エントリーシートを1枚でも多く書いたほうが、

少しでも長く勉強したほうが、

キャリアアップのために仕事をしたり、冒頭のBeRealをみたら分かるように、部屋を掃除したほうが、

合理的だ。

それでも、社会の損得勘定に照らし合わせるまでもなく、人間の欲求に起因しているわけでもない、能動的で非合理な行動を俺はする。

金を無駄にしてまで友達と時間を共に過ごしたし、

普通に生きていくためには多分手を抜かない方が良い就活を蔑ろにしてまで恋人とドライブしたし、

時間も金もかかる留年をするかもしれないリスクを負ってまで麻雀に興じたし、

キャリアのための仕事も、精神衛生のために必要な部屋の掃除も拒否して(これは怠惰なだけかもしれない)文章を書いている。

とにかく、社会の価値観で言えば得な行動をせず、むしろ損な行動をしていたし、している。

自分がダメになっていく。

これは極めて非合理だが、そんな行動をするのは、その瞬間において、合理性を超越するほどに、友達も、恋人も、麻雀も、麻雀を一緒にする仲間も、文章を書くことも、愛しているからに違いない。

そう考えると、俺は愛のある人生を送っている。

あなたも多分そうだ。

能動的で非合理な行動に、好きなことを見つけられるかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?