アクティブスプリットかネガティブスプリットか

よくランナーの間でも挙がる話題です。

その人のスピード特性、性別、走力、等によっても違ってくるとは思いますが、サブ3以上(サブ20以上は分からない)の市民ランナーの男性なら、自分も含めPBを出したいなら、アクティブスプリットで走るべき(結果的にもそうなる。女性ランナーは違う人が多いかも)と思ってます。

・これまでの経験
50回以上フルマラソンを走っていますが、PBを出せたときは全てアクティブスプリットです。
例えば、

30キロぐらいから落ち始めて以降の落ち込みが最大15秒程度。このくらいかこれより少し小さい落ち込みに抑えれたときに、私の場合はPBを出せています。

では、ネガティブスプリットで走ったことがあるかというと、、実験的もしくは練習の位置づけで3回ぐらい走ったことがあります。ネガティブスプリットで走ろうとすると、明確に前半抑えるという意志を持って走らないと、自然にペースが上がってしまいます。

30キロ以降ペースを上げると、落ちてくる人をどんどん拾えるので爽快に走れます。あと、レース後のダメージが少ないです。

ということで失敗レースにはならないのですが、PBは出せません。PBよりおおよそ5分程度遅くなるというのが、私の経験則です。

・周囲のランナー
周囲のサブ3,サブ2.5ランナーを見てみると(女性は無し)、ネガティブスプリットでPBを出したという話は聞いたことが無いです。

・アクティブだから良い ではない
後半ペースが30秒とか1分以上落ちるのも、文字通りアクティブと言えますが、、それはただの失敗レース。アクティブという意味からも、周囲が前半覚悟を持って攻めた結果だとねぎらったりします。

ですが、それを受けて、自分で攻めたレースだったと納得、自賛するのは、ちょっと違うと思います。極端に言うと、前半攻めさえすればOKなのかということになります。

フルマラソンは全てを走ったタイムのみで評価されるべきとまた逆の極端な考え方になりますが、自分はこっちです。プロや実業団ランナーなら前半先頭集団についていくということが重要なのかもしれませんが。

自分ではフルマラソンのタイムを受けて、良い、悪い、悪いなら何が課題かを考えるべきと思います。

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