病気と仕事の両立支援ラボ

一般社団法人ピーペックが中心となり運営する、病気と仕事の両立支援ラボの実験室です。両立…

病気と仕事の両立支援ラボ

一般社団法人ピーペックが中心となり運営する、病気と仕事の両立支援ラボの実験室です。両立支援に関する情報やラボに関する情報をお届けします。

最近の記事

育児と比べて推進されていない!治療と仕事の両立支援に関するデータ

病気と治療の両立支援ラボのコラム2回目は、両立支援に関するデータを2つご紹介します。 ①治療との両立支援について、48.9%の企業が制度の通知・取得促進をしていない 月刊総務「育児や介護・治療と仕事の両立支援についての調査」より紹介されたデータです。 興味深いデータが、制度の通知・取得促進に関する質問です。 どのような方法で制度の通知・取得促進を行っているか尋ねた結果、 育児に関しては、相談窓口の設置が40.5%であるのに対し治療については29%、社内報等での発信が3

    • 病気と仕事の両立支援ラボ設立にあたって

      日本における働き方は、今過渡期にあり、ダイバーシティ&インクルージョンや2019年から施行された働き方改革関連法、健康経営など、従来の画一的な働き方が見直されつつあります。 しかし、私たちは本当に多様な働き方に向かっているでしょうか。 現在、育児や介護の両立支援やがん当事者への支援など、様々なサポートが行われていますが、慢性の病気をもつ当事者への支援は他の分野に比べて遅れています(※1)。今働いている人が、短期間で完全に復帰できる急性の病気ではなく、長期にわたり通院や薬が必

    育児と比べて推進されていない!治療と仕事の両立支援に関するデータ