11月14日(月)〜20日(日)『一週間日記』

ここ1週間日記を書かかなかった。

忘れてた訳ではなく意図的に。

同じ味のガムを噛み続けるのは飽きが来るから自分でもなにか味変をしたかった。その味変こそが日記まとめて書こうぜという結論に至った。

14日月曜日。
この日はやばかった。簡単に言うと、実家の居酒屋に女優と写真家が来た。詳しく書くのは問題になりかねないので、職業だけを残しておく。女優はむちゃんこ可愛くて綺麗で気品に溢れていた。華があった。写真家は生き様、仕事感、価値観がとんでもなくて久しぶりに『かっこいい』と思った。いろいろ話を聞いたり、相談に乗ってもらったりと最高の時間を過ごすことが出来た。サインも貰ったし、写真も撮ってもらった。10年後一緒に仕事が出来るように頑張ると言ったら、写真家に『5年後な』と言われた。頑張る理由が増えた。待っててな。この日の詳しいことはここで書かず、ラジオの仕事を貰った時に、ゲストとして呼び、あの日のことを語り明かそうと思う。楽しみにしててな。

15日火曜日。
まじで覚えてない。

16日水曜日。
前期でやらかしたテストの再テストがあった。計算問題と筆記試験が分かれてて、計算はこの日までにオンライ上で解いといて、この日は筆記だけ。計算問題は月曜日に再テスト組4人で集まってやった。本試験の問題は解けるようにしとこうとして、みんなで考えながら一通りやったあと、問題を開いたらそこにはみたことある文章。
『おなじやんか！』
問題が本試験と同じだった。ぼくらは意気揚々に既に解いてある解答を打ち込み提出。100点。つまり筆記試験は20点とればクリアというカモ。ただぼく達の頭の中にはある仮説が浮かび上がってきた。
『これ筆記も同じやね？』
この仮説にたどり着いてからもうこれしかなくなった。漫画の考察を聞いた時に、『もうそれやん』『それしか考えられんて』となる現象と同じ。本試験の解答を、既に解いていたやつにその写真を貰い、その内容だけ勉強し、やってきた再試験本番。教室の中は緊張感はなく、空気が緩みまくってた。だってどうせ同じ問題だがら。問題用紙をもらい、問題を見た瞬間
『もろた！』
おなじーーーー。ぜーーーーんぶおなじーーーー。なんなら問題数少なくなってるーーーーー。秒で終わった。100点の自信。再テストってもう全部これと同じ感じでいいよ。違う問題つくるのめんどくさいでしょ？

17日木曜日。
M-1グランプリの準決勝進出者の発表。詳しい内容は公式のSNSでチェックして欲しい。ラストイヤーで応援してた金属バットはウケ量が凄かったらしいのに落ちていた。よくわからん。お笑いってちゃんとした物差しがないから評価が難しいんだろうな。逆に物差しが存在しない分、誰にしも可能性はあるし、夢で溢れてるんだろうな。それにしてもワイルドカードで復活させようぜ軍団はいつになったら消失してくれるのだろうか。純粋に楽しもうぜ。ぼくは、シンクロニシティ、ストレッチーズ、ハイツ友の会が決勝に進んでくれればいいなと思う。準決はやっぱり決勝で0の状態で見たいから見ないことにした。決勝まで楽しみにしておこう。

18日金曜日。
初めてスターバックスに言った。ずっとスターバッカスと思ってたらスターバックスで、確かに前者だと外国チックな居酒屋になる。ホントにあったら引いちゃうけど、個人的にスターバッカスにも行ってみたい。スターバックスは二郎系ラーメンと対をなす、注文が難しくて初見が入り難いお店の筆頭。緊張した。飲み物の名前は横文字ばっかりでなんか声にするのは恥ずかしかったので、『これください』と、迫り来る数多の質問に『はい』とノータイムで答えることしか出来なかった。なんかお会計した後に、定員のお姉さんが、ケーキかなんかの試食を勧めてきて、お持ち帰りするにも型崩れしなくて、味もいいからテイクアウトにどうですかと輝かしい笑顔と共に迫ってきた。やるじゃんと思ったが、相手が悪かった。ぼくがそんなのを買うわけないじゃん。ぼく以外の男ならイチコロだっただろう。これからも励んで欲しいと思う。飲み物飲みながら友達とお喋りしてて長いこといたけど、場違いだった。よっぽどの事がない限りもう行かないだろう。スターバックスはキャピキャピしたオシャレなぼくとは真反対な人間が行くところなんだろうな。ぼくは潔くスターバッカスにいって焼酎と茹でピーを嗜みたいと思う。

19日土曜日。
ずっとみたかった映画『ブラックパンサー ワカンダフォーエバー』を朝イチからみようと早く起きたはいいものの字幕と吹き替えの時間を間違えてた。ガッカリ。日曜日に見に行こうと思う。ワカンダフォーエバー！ぼくもヒーローになりたい。

20日日曜日。
これ書いてるのが土曜日だから明日の内容になるけどどうせわかってるから未来予知。
映画をみたけど素晴らしかった。まさかあそこであーなって、あいつがでてきて、こんな展開になるとは。評判も良いらしいからこんな感じだろう。どうか明日はぼくにかっこいいアクションを、感動するストーリーを、わくわくする展開を、最高の映画をお願いします。そして月曜日の分のテスト勉強に明け暮れるだろう。

火曜だけなにも思い出せないそんなある日。