2月15日(水)『数的不利を見て〜前編〜』

昨日、コットンとダウ90000のツーマンライブ『数的不利』の配信を見た。コンビ名、ユニット名は敬称略とさせていただきます。

今までツーマンライブはあんまり好きじゃなくて、単独を好んで見ていたけど、コットンもダウも大好きだから見ないと言う選択肢は選べなかった。

結論から言うと非常に良かった。最高。素晴らしい。合計10人みんながみんな主役と言えるほど輝いていて目立ってた。

このライブの配信は2月19日(日)の正午まで購入可能で、18時半まで視聴可能に延長になったので是非。

これから先はネタバレを含む可能性があるので、見る予定の人は見た後に読んでいただけると幸いです。



オープニングからもう面白かった。コットンの2人にダウの印象をインタビューした動画のわけだが、西村さんの『ダウ90000は園田一強』というダウオタクですら発することのない言葉、きょんさんのヨネダ2000と間違えていたという発言。オープニングからこんなに笑いをとることもあるんだと感動した。コントだからかわからないけど、オープニングを用いた『つかみ』掴みすぎてて握撃してた。そのあとダウ全員のインタビューを同時に流すと言う荒技。誰1人として何言ってかわからなかった。独白のネタを思い出した。

1ネタ目はコットンで犯行声明のネタ。やはりきょんさんの演技力がえぐかった。もうそれにしか見えない。語尾、所作、抑揚、間、全てが合致してたと思う。設定も面白かったんだがきょんさんの演技力に焦点が奪われて、ネタに集中できたのが少し時間が経ってからだった。ボケの散りばめ方が凄かった。大きな設定の枠組みの中にあれだけの外さないボケが肉付けされており、自分の作ったネタの幼稚さに一憂一憂。個人的に実践のところのやりとりが1番好き。

2ネタ目はダウ90000で例えのネタ。このネタは所謂『みんなはどこで気づくかな?気づいたら笑っちゃうよネタ』。さらばのネタに多く見られるネタの仕組みにいかにこちらが気付けるかという客のレベルを測られるネタ。ぼくはすぐ気づけたのでレベルが高い客。蓮見さんが質問に答えていくみたいな大学生の立ち話のようなコント。その蓮見さんの回答に他の7人がそれぞれ、野球、サッカー、テニスなどのカテゴリーで例えていくという仕組み。気づいた時ぼくは『蓮見さんは天才だな』と改めて驚嘆した。園田さんや、忽那さんの役割が今まで以上に光ってた気がした。今まで見てきたダウのネタの中で1番漫才っぽいなとも思った。動きもなく喋りだけ。漫才としてこのネタをしても全然頷けた。漫才まで進出したらダウ90000を誰に止められようか。

3ネタ目はコットンのケンカの予定を合わせるネタ。ヤンキーなのにメモ帳を用いて予定をちゃんと合わせるというギャップ。『ヤンキー』と『予定調整』が足し算じゃなくて掛け算に化けていた、いや、あれは化け算だ。予定が合わないから、ある日のケンカ相手に電話してずらしてもらうくだりはもう笑いに笑った。予定が決定した時に『あれこれどうするんだろう、どうやって終わるんだろう』と思ったけど、まさかのもう一展開に『すげぇ』ともれる声。ある二つの要素の化け算。ぼくのネタ作りの範囲がまた一つ広がった。


感想について書いていたらもう長くなったので、前編と後編にわけたいと思う。


昨日新しいバイトの面接に受かったこともあり、昨日だけでいろいろ起きすぎたなと振り返るそんなある日。

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